4/20 太陽が牡牛座へ
何か新しいことを始めるには、何かを終わらせなくちゃいけないんだろうなぁと思いながら、なかなかできないことが多い。
それは「不動宮」たる所以なのだろうか?
ただしこの牡牛座の段階でしっかりと自分の価値を作っていなければ、必要なものまで終わらせたり手放してしまうようなことも出てくるのかもしれず。
2020年末の水瓶座グレコンから、2023年いよいよ冥王星が水瓶座へ。
価値の見直しというのは天王星が牡牛座へ入った2018年頃から突きつけられている課題であり、ダイレクトにその影響を受けてきたであろう牡牛座や対極の蠍座においてはすでに見直しが進んでいるような気がする。
天王星のサインでもある水瓶座は、ここに来るまでに散々鍛えられてきたんだろうし。
一方で、ここからキツイのが獅子座、かもしれないですよ...
ここしばらくブラックムーン・リリスが獅子座にある。
光の届かない闇の部分がさまざまなところで浮かび上がってくるのかもしれない。
と、そんな話をするつもりではなかったのだけど、いつも考えなしに書き始めるのだ。
始めなくちゃ終わらない、ということもある。
さて「価値の見直し」をどんなふうに進めていくのか。
チャートを見てみよう。
アセンダント天秤座、ということはまさに「どんな価値観を持っているか」を象徴する金星がチャートルーラーになるのだ。
その金星は双子座にあり、双子座の支配星水星は牡牛座にあり、互いに支配サインを交換しているミューチュアルリセプションの配置。
自分が持っている価値観はこういうもので、私はその価値観に従って行動しています!って感じ。
天体は西半球に偏っているから、他者や社会の価値観とそれに伴う行動のあり方がよりはっきりと見えてくる一方で、自分のそれが心もとなくなってしまいそう。
でも、頼りにするのは自分の感覚だ。
心に引っかかりがあったり羨ましかったり気になるならば、他者のそれを試したり真似してみたっていい。
でも、本当にそれが自分に合ってるかどうかって、自分の気持ちだけが頼りだ。
自分の持っているものを知識や技術としてアウトプットし、そしてまた自分で手応えを感じ取る、自己対話のようなあり方が鍵となる。
実際的には他者とのやりとりの中で気づくことも多いのかもしれないけれど、どんな場面でも自分の価値観に基づいて自分が感じていることや、そこから自分が起こした行動と現れた結果を全て、自分自身のために自分で引き受けてみる。
そうして得られる気づきもまた、自分の価値観を豊かにしていくのだ。
そっかー、そういうことか、と今さら納得。
アセンダント天秤座、金星チャートルーラーで乙女座フォール、牡牛座にキロンを持ってる私は、自分の価値観というものへの理解が、圧倒的に弱かったんだ。
そして、ネイタルで星がないもうひとつ(というか三つ)の部分、4~6ハウスに冥王星・土星・海王星が。
4ハウス=自己の内面に変容を、5ハウス=余計なものを省きながらも本音の自己表現を、6ハウス=自己の在り方の調整し不要なものを手放していく...
待ってるだけじゃない、自ら望んで行動を起こしてこその気づき。
そこには、今持ってる価値観をひっくり返されるようだったり、古傷を抉るような痛み、完全な方向転換を迫られるようなこともあるかもしれない。
でもここまでやってこれたじゃないか。
現状にしっかり足を着けつつも、未来の理想を見据えて行動を起こし続けること。
そんなに大きなものじゃなくていい、等身大の望みが、しっかりとした基盤を作っていくのだから。
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