太陽の向こうに木星がある
本来なら惑星に比べたら太陽の方が100倍くらいの引力と影響力を持ってるのであって、
そもそも生命力の源である。
大げさに言えば、うっかり他の惑星に気を取られてたら命すら危うくなる。
と、コンジャンクションの日にようやく木星の幻想から目醒める。
「恩恵」という意味もなくはないけど、起死回生のチャンスを今後どう活かしていく?
思いもよらぬ幸運も、ときには太陽の目的意識から逸らすものになりかねない。
太陽が木星を覆い隠すこのときに少し冷静になって、現状からもう一度目標を設定し直そう。
今ともっと遠くの未来を見据えて。
4/12 太陽と木星コンジャンクション
太陽のオーブは広いから、1週間前の今でも、
もうほぼコンジャンクションと言っていいくらいなのだろう。
火のサインに入って力を増幅(あるいは暴走?)させていた木星は、
地球から見ると太陽の向こう側に。
支配サインの魚座にあった頃には、空でとても明るく輝く姿が話題になっていたけれど、
しばらくは姿が見えなくなる。
ここから牡牛座に入る5/17くらいまで少し、その勢いが弱まるのかもしれず。
星ばかりに気を取られててもいけないが、
ふと気になる時は気のせいで片付けずに調べるといい。
「ふと気になる」のも、直感を表す牡羊座に木星が入ってるからかもしれないが...
境界を作る土星が、境界を溶かす魚座に入っている今だからこそ、
できる方法で地道にコツコツ、ぼんやりしてることをハッキリさせておくのは大事だ。
牡羊座木星の期待を受けてパンパンに膨れ上がった天秤座満月が過ぎたけど、
温泉行っても疲れが取れないし相変わらずよく眠れない。
いや、疲れを認めずまだ動こうとしたり動かなきゃってどこかで思ってるからだ。
水星は牡牛座に入ったんだし、ゆっくりやろう。
で、太陽-木星のコンジャンクションを含め、
牡羊座の真ん中から牡牛座の後半まですっぽりと12ハウスの中。
アセンダントにコンジャンクションしているのは、双子座に入ったばかりの金星で、
ディセンダントのルーラー冥王星は9ハウスにあり、金星とトライン。
MCのルーラーが天王星ならば牡牛にあるので、やはり金星が主導権を握る今回。
それは、来月には牡牛座に入る木星の慣らし期間みたいなことなんだろうか。
そういえば木星が牡羊座に入ったのっていつだったっけ?
2022年初めの頃に一度移動して逆行してまた魚座に戻り、冬至の直前に再び牡羊座に入っていた模様。
どうりで、春が早い今年。雪解けも桜も駆け足だ。
暑いくらいの、暖かい日が続いて桜も咲き始めたところで、今度は雨続き?
それは太陽-木星コンジャンクションから、まるで木星がボイドのような、季節の逆行。
支配星の火星は水サイン蟹座の中で、フォール(下降)状態。
周囲の空気に押されて前へ前へと進んできたつもりだったのに、
気づけば何も持たずにいたことに、不安に駆られるかもしれない。
あと一歩踏み出したいのに勇気が出ないまま、
前の自分に逆戻りしてしまったように感じるかもしれない。
2回目の牡羊座新月までは、少しこの不可思議な時間が続いていくのかもしれない。
でもどんな風に感じてもいいのだ。
それさえも自分にしかない体感であり、自分にしかできない経験になっていく。
そういうものをしっかりと感じ尽くす時間にできたらいい。
その先に、突き抜ける瞬間が待っている。
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