11/4 火星が獅子座へ!蟹座と行ったり来たりするらしい…

冥王星とオポジションになる強烈そうな蠍座新月の3日後、火星は獅子座へ。
蟹座ルーラーの月も、ひと足早く火のサイン射手座へ抜けている。
水から火へ、飛び出したいような爆発するようなエネルギーが渦巻く。

とはいえ、タイトルにも書いた通り、このあと1ヶ月ほどで火星は逆行を開始、もう一度蟹座に戻ったりするのだ。
勢いよく飛び出せるだけのエネルギーを持ちながらも、不完全燃焼になるような。
とりあえず火星獅子座期の前半はどんな感じ?
アセンダント水瓶座は、獅子座の対極。
情熱的に突き進むというより、もっと俯瞰して全体を見越してから動きたい気分。
チャートルーラーの天王星は3ハウス。
今その情熱は情報を集めることや他者とのコミュニケーションに向けるといい。
火星は6ハウス、熱を発散できなかったりくすぶっていることは、自分の内側で不完全燃焼を起こすようなもの。
そうならないように、調整しつつ少しずつでも燃やしていく。

金星ー木星オポを調停するキロンも気になる。
火星が支配する牡羊座だし。
2ハウスのキロンは確かに自分の内にある傷であり、発揮されたがっている才能。
ただやっぱり扱い方に注意が必要で、ただ癒そうとかって懐柔してしまうだけだったら、本来持ってるエネルギーは解放されないままなのだ。

解放したいかどうかは個人の自由といえ、
9-10ハウスの強調に射手座の月、
無意識のエネルギーは解放されたがってる。
他者からの評価や社会の期待に応えたいわけではなく、むしろそれに反するようなものだとしたら、
それはそれで抵抗が生まれるかもしれないけど、
本来のエネルギーはそんな荒削りなものなんだろう。

それにどんな形を与えていくのか?
具体的にしてくのはもう少し先のことで、
今はエネルギーの解放とその理解に努める時期。

解放できたところで全然使いこなせないとしても焦らずに。
なんせ火星は逆行してまた蟹座に戻るのだ。
12/7に獅子座6.10度から逆行して、
2/24まで引き返し蟹座17度で順行に戻る。
その間ずっと冥王星とオポジションみたいな配置だから、まぁ、焦るしモヤモヤしそうだけども、輪郭がハッキリするのはきっと、2回目の火星獅子座入りの頃なんじゃないかと、長い目で見ていられたら。
とはいえ来年の4月じゃ遠すぎて忘れそう。
逆行開始時の太陽は木星と土星でTスクエア。
社会からの期待やら課題やらプレッシャーも大きくなりそうな。
さらに金星は冥王星とコンジャンクション。
これこそが自分の姿であり価値観だと思ってたものが、実は他者から押し付けられてたものだったと気づくというようなことがあるのかも。
何のためにもならないようなものだったらもうそれ捨てちゃっていいのかも。

火星は一番最初の牡羊座の支配星。
赤ちゃんみたいでワガママで他人の言うことなんて聞いてられないんだ。
火星が副支配星の蠍座的中年の危機真っ最中の身からしたら、違う意味で他人の言うことを聞いてる場合じゃないんだけど、それはたぶん本来の火星エネルギーを取り戻して、後半生を生き延びようという人間の二次的ともいえる本能なのかもしれない。

中年に限らず、時代の大きな変容は全体に影響してくるのだろう。
7ハウスの逆行の火星ということで、対人関係においては上手く立ち回れない感じ。
それは好都合で、個々が自分の価値や他人のそれとを見直して己の在り方を再確認していく時間なのだ。
そうして生きるステージを選び直していく準備期間なのだ。

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

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