2/10 水瓶座新月の星読み

タイトルといい読み方といい、なんやかや、初心に還ろうとしている。

というよりも、身につけてしまった余計なものを削ぎ落としたい。

強制リセット癖が発動してるだけ...?そう、癖と言ってしまえばそれまでだけど、

だからと言って星読みごとやめてしまうわけではない。

人生との向き合い方の一つの方法として、まだしばらくは続けていくものなんだと思う。


人様のホロスコープを読ませてもらうことを生業にもしているから、

それとこれとですごく矛盾するようなことを言っているような気もするのだけど、

星読みに関しては「自分のやり方」みたいなものを確立していく必要がある。

その気持ちがはっきりしてきたので、一年ほど受講していた占星術の講座をやめることにした。

自分の成長と技術の向上のためにやっていたはずなのに、すっかり自信をなくしていたのだ。

客観的に見てみれば、その技術や知識を星読みセッションという実践にちゃんと活かすこともできていた。

なのに、なんだか同じことの繰り返しで前に進めている気がしない。

三歩進んで二歩下がってるだけだったのかもしれないけれど、がんばってみても楽しくない。

単純に、占星術ばかりで視野が狭くなっていたんだろうけれど、実はあれもこれもと器用な方ではないというのも、占星術で出てくる私の性質で、それはあんまり信じていなかったんだけど結局そうやって欲張って自爆(自縛)してたんだとしたら、諦めて採用してみようかと思う。

占星術講座を理由に他のことができないという言い訳をしてたんじゃないか?

今やってみたいこと、必要だと思う学びに集中しよう。


そんな決意も新たな水瓶座新月。

はじまりは終わり、終わりははじまり。

最後のサインの魚座ASCでファイナルディスポジターの海王星が、

そんな雰囲気をばっちり象徴している。

1ハウスには牡羊座が、7ハウスには天秤座がインターセプト。

支配星の火星と金星は山羊座から他の天体を追いかけている。

火星はもうすぐ冥王星を追い越しながら生まれ変わろうとしている。

自分との闘い...あるいは和解。

他者や世界とうまく関われないのは、自分の中の何かと自分自身がうまく噛み合っていないからじゃないだろうか。

自分自身が自分や他者や世界を見る目の、捉え方の、誤解。


自分で書いていてもうなんかすごい図星でいたたまれないんだけど、そうなのだ。

だからといって、はいそうですか、なんて受け容れることだけが正解ではない。

感情の揺れが落ち着いてちゃんと自分と対話したなら、必要な変化が起こってくるかもしれない。まだまだ変えられないことに気づくのでもいい。

新月は天王星と、水星は木星とスクエア。

あたらしいものとは何も、自分にないものばかりではない。

元々あったものでも光が当たっていなかった性質があるのではないか?

このタイミングでいいことも悪いことも、明るみに出てくる。

ただし、ないものはない。

月の光は欠乏感を見せてくるけれど、新月はそれが見えないから、自分の中にあるものだけでスタートさせていかなくてはならないのだ。

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で少しずつ見えてきたことをシェアしています。 ホロスコープを読み解き、誰もが心の中に持っている”太陽”を照らし出すお手伝いもしています。 太陽のように自分らしく輝いて人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ »~太陽のアトリエ、という名前にはそんな想いが込められています。

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