10/24 太陽が蠍座へ

火星に遅れること十二日、太陽も蠍座へ。

遅れるといえ、だいぶ追いついてきて、

射手座に入る頃には太陽が追い抜いているのだ。

なかなかに激しそうな蠍座期を無事に乗り越えることができるのか、

晴れ晴れと射手座期を迎えられるのか、それともやっとの思いなのか?


まぁ蠍座期が始まってみないとわからないし、恐れていては本来の力を発揮できない。

恐れているのは火星と太陽の力が弱まる天秤座期で終わりにしておきたい。

火星はデトリメントを経ての第二のホームに、太陽もフォールを抜けて夜の闇の中へ。

太陽が闇の中って不安な表現の気もするけれど、よくよく考えたら毎日昇ってはまた闇に沈んでいくのだから、恐れることはないのかもしれない。

子供の頃は暗闇が怖かったかもしれないし、現代社会に生きてたらもはやなかなか経験できない、電灯もない本当の真っ暗闇も恐怖を発生させるかもしれない。

でもそこには新しい発見もあるのではないだろうか?

仕事が終わってホッと一息つけるのは夜の時間だし、俗世間から離れてリセットしたいと思ったら、街灯の明かりもないような山奥で過ごすような体験が必要になってくるんだろう。


蠍座、冥王星の「破壊と再生」のテーマは、何もショックな出来事や体験だけを表しているのではないのだ。

自分に必要なリセットとリスタートの体験は、自らの意志で求めていけるんじゃないか?

ASC獅子座、ということは太陽はやっぱり、自ら変容体験に飛び込んでいこうという意志を示している。

太陽・水星・火星は3ハウス。

コミュニケーションや学びを通じて他者の価値観を受け取ることで、自分が変容していくのだろうか。

ディスポジターを追っていくと、蠍座/冥王星→山羊座/土星→魚座/海王星...ファイナルディスポジターは蠍座的な8ハウスにある。

MCの手前には天王星も控えているし、外からやってくる変化を受け入れるよりも、自分自身が意図して変容していく方がダメージは少なそう。

そりゃぁそうか。

外からやってくるものも、自分の変容のために必要なものだと受け止めてみる柔軟な心を。

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で少しずつ見えてきたことをシェアしています。 ホロスコープを読み解き、誰もが心の中に持っている”太陽”を照らし出すお手伝いもしています。 太陽のように自分らしく輝いて人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ »~太陽のアトリエ、という名前にはそんな想いが込められています。

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