「火」力が弱まる
明けて晴れ、まだ暑さは残るものの、
イングレスした昨夜も大粒の雨で、
今日も午前だけの予報が降ったり止んだり、
昼を過ぎてもまだどんよりした空。
なぜか眠くて仕方ないの天気のせいにして、
ゴロゴロ横になっては気を失ってた。
昼過ぎにやっと本格的に活動開始…
今日は夜に心理占星術講座があるから、
体力を逆算したらちょうどいいかもしれない。
コレなら読めるかなぁと、
天秤座の内田樹さんの『疲れすぎて眠れぬ夜のために』を開いたりもしていたんだけど、
起きていられないほど疲れすぎてる。
疲れの種類が違うのかもしれない。
眠れないのは頭が働きすぎてる「風」の症状で、
私の今の状態はその反対でとにかく頭が疲れてる気がする。
何も考えたくない、何もしたくない、
そんな脳からの指令が身体に出ているのかも。
そんなわけで占星術の課題が出来なくて困った…
論理的に考えられないし客観的に見られないから、
自分の書いたものも検証できない。
調子がいい時には、「風」的な知性に触れることはとても刺激的な活動なのだけど、もともと個人天体には持っていないエレメントなのだ。
太陽と水星のコンジャンクションではあるけど、
太陽の向こう側に水星があるもので、
意思あるいは気力が充実していないと、
使いこなすのはなかなか難しい。
天秤座の火星は「デトリメント(障害)」、
太陽は「フォール(下降)」。
「火」の力が弱まるターム、
ここまでもさんざん削ってしまった気がするが、
気力や体力をどうにか補っていかないと、
乗り越えるのがますます大変そうだ。
そうそう内田樹さんが幼少期に心臓病を患っていたと書いていて、今(というか当時)の精力的な活動を見ると全然想像がつかなくて驚いた。
身体が弱いからと人と比べて落ち込んだりせずに、知性でもって自分をどう生きるか、自分のやり方で探究してたんだろう。
そういえば天秤座の弟も小さい頃に体が弱かったけど、今はどこにそんな体力があるのかというくらいよく働きつつ、真っ当に生きてる気がする。
対して無駄に体力があったりガタイも大きかった私は、たいして何も考えずにのらりくらり生きてきたあげく、人生に迷ってる。
ないものねだりしても仕方ないから、私は私に合った生き方を、見つけ出すしかない。
8/27 火星が天秤座へ
次に進むためには振り返りがセットである。
非常に手強かった火星乙女座期、やっと振り返れそうな気力が湧いてきた。
火星乙女座イングレスのASC水瓶座と魚座-乙女座インターセプトは、
獅子座新月から繰り返し現れてるテーマだ。
新月明けからじわじわ、乙女座期に始まった重苦しさから解放されたかのような爽快感を味わってる。
波はあるので、あんまり調子に乗りすぎると反動が来るから気をつけつつ、ここ2~3日でチャートを読みまくっている。
支配星の金星が逆行しているからか、この頃なりを潜めていたかのような天秤座。
だけどそろそろ再び天秤座のテーマを意識しておきたい。
支配サインの牡羊座の向かいにある天秤座で、火星はデトリメント(障害)。
1ヶ月後には太陽もイングレスするけど、太陽はフォール(下降)。
なんとも火の天体との相性が良くないようだ。
やる気やら情熱やら目的意識というものがかき消されるような配置。
まぁでもちょっと落ち着こうよ、バランスってものを意識してみようよってこと。
天秤座冥王星&グレコン世代なので、そういう冷めたところもなくはない。
むしろ、やる気やら情熱やら目的意識を持ちにくいのかもしれない。
さて、イングレスチャートの火星とチャートルーラー水星があるのは5ハウス。
獅子座つまり太陽と関連のあるハウスだ。
デトリメントの火星と逆行の水星と、無理ゲーみたいな配置...
火星天秤座のディスポジター金星は獅子座で逆行中だけど、ICとコンジャンクション。
あぁでもここに、デトリメント山羊座の月が150°か。
やっぱり乙女座を引きずって行きそうな天秤座火星期。
まぁ最初は仕方ない。けれどもいつまでもそんな感じではないはずだ。
火星が天秤座に滞在するのは10/11まで。
それまでには太陽も天秤座に移行するし、どこかで切り替わりを意識しておきたい。
一つの目安は9/7双子座の下弦の月の頃かな。
15日の乙女座新月、翌日に水星逆行が終わるので、そのタイミングの人もいるかもしれない。
書きかけてまた1週間放置。乙女座のマザー・テレサがテーマの心理占星術の課題も終わらないまま。昨日不意に、火星乙女座期のモヤモヤに答えが出たような気がしていたけど、それでチャラにしようったってそうはいかないのだ。できない自分の影にはできると思ってた自分がいて、でもその二極だけではなくってもっと曖昧なレベルの自分もいる。偉大な聖人として讃えるだけでは、ホロスコープを読んだなんて言えない。でも個人として読んだ時の葛藤や心情にしても、立派な聖女のどんな側面をどう表現したいのか?なんて、ただ自分の実力のなさを棚に上げて言い訳してるだけかもしれないということ…答えが出たかもしれないような気がしてたのもまた、立派な人の書いたものから借りた言葉だけど、そのヒントがあってこそ少し前進できたのだ。ちょっと引用させてもらおう。で、この言葉に出会った日の夜は「火星サイクル手帳」の乙女座期ふりかえり&天秤座始まりのワークショップがあって、さも答えを見つけたかのようにこの表現を自分のふりかえりに当てはめてみた。そしたら内田樹センセーは天秤座なんだって。(うろ覚えで双子座だったっけ?って思ってた…)さすがフォール蟹座火星の持ち主な私。しかも6ハウス牡羊座ダブルサイン。Nico 先生が話そうとしてた火星天秤座のテーマを、先走って追いかけてただけだった…とまた自虐的になってもいけないんだけど、先走りすぎる癖、早すぎて自覚が追いつかないところ、あるある。というか他者に理解されないことで落ち込んだり諦めたりするきらいがある。それはフォールの火星と金星の合わせ技のようだ。自分でも納得いかないし他人にも伝わるのかどうか悩みがちなのは、これまたフォールの獅子座水星。でもこのループにハマってしまうと本当にどうしようもなくなる。内田センセーも言ってたでしょ、もっと多様なペルソナを身につけなさいって。全部を誰かに見せなきゃいけないわけじゃない、もう少し自分に優しくなれるような、自分自身のための柔らかいペルソナを。
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