7/23 太陽が獅子座へ
ホームに帰還する太陽は冥王星とオポジションで、
月と海王星とのミスティックレクタングルを作っている。
月と冥王星、天王星のグランドトラインは、地のエレメントだ。
もうすっかり過去のような「地の時代」という言葉だけど、私たちはまだそこにしっかりとしがみついてる。
風のように軽くなんて生きれない。どこに飛ばされるかわかったもんじゃない。
しっかりした意志は安心という基盤があってこそ発揮される。
蟹座イングレスから、またまたアングルが反転。
自己表現の場所にあった太陽は、自己実現の10ハウスに押し出される。
とはいえ日々の動きを見ていったのであれば、何も急に押し出された、というのではない。
とかくネイタルチャートというものをいきなり見るのが普通になってしまっているから、パッと差し出されたものをいきなり自分だと言われても鵜呑みにしがち。
それをお仕事にしているわけだけど、それが全てでもないということ。
知らなかった自分を可能性として感じてほしい、という思いはある。
その上で日々日常をコツコツと生きること、その実感を得てきた自分こそがほんとうなのだ。
2023年の太陽獅子座イングレスチャートもまた、私のネイタルに近いアングルで、太陽のハウスも同じなのだ。
見慣れているはずのチャートだけど、少しずつ見え方は変わってくる。
何周もしてるうちにやっと見えてきた部分もあるし、ホロスコープの厚みが増してきたような気もする。
言葉にできるのはほんの少し、一つずつしかできないんだけど、
この度はアセンダント天秤座の意味がようやくわかってきた。
本来は牡羊座から始まるチャートが反転してるってことは、
他者や何かと照らし合わせてようやく「自分自身」がわかるんだということ。
そこに気づくまでは、他者や外側の評価に依る他人軸なのかもしれない。
あるいは陽サインというものは、他者や何かに光を反射させないと、
自分が何者か見えてこないのかもしれない。
反射させる先が陰サイン、ということなのだろうか、それとも向かい合うサイン?
どっちもあるし、全方向にあるんだと思う。それがアスペクトにも現れてくるんだろう。
獅子座イングレスチャートでは、太陽が冥王星と、月が海王星と、火星が土星とオポジション。
10・11・12ハウスを映し出すのが4・5・6ハウスで、逆もまた然り。
そんな風に生まれ変わってみたいと思わせる、太陽獅子座シーズンの幕開けです。
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