6/21 夏至の星読み

春分・夏至・秋分・冬至の「四季図」は、一年の大きな流れを読む見方と、太陽の示す時間としてその1ヶ月を読む見方があると思う。

春分図は一年の概観としてわりとすんなり読めるのだけど、夏至以降はその一年の始まってみないことには読み進めるのが難しい...

それはまだまだ勉強不足というもの。

卵が先か鶏が先か、じゃないけど、四季図だけを見て一年の流れをつかんでから細かく見てくのが、なんかプロっぽい気もする。

まぁ、いいや。今は今できる方法でしかやれないんだから。

で、双子座の季節から続く蟹座イングレスチャートとしては、前の2サインの時とは随分様変わりしているように見える。

牡牛座、双子座イングレスチャートで天体は西の半球に偏っていたのだけど、それがくるっと反転したような。

それでも太陽たちは前進していくので、ここまで天体の少なかった獅子座にぎゅっと集まっている。


ところで、春分つまり牡羊座イングレスチャートとアングルがほぼ一緒になる、というのは毎年の流れなんだと昨年知ったばかり。

ハウスが枠組みのようなものだと考えてみたら、春から夏にかけての土台や舞台は同じで、その中でどれだけ自分を成長させてきたか、その自分を表現すること、成果を問われるのがこの夏なのかもしれない。

ただし今回、アセンダントのサインは数度ズレて魚座に変わってる。

そしてもちろん天体の位置は大きく様変わりしている。

春分には太陽のあった牡羊座がインターセプトで、天体はキロンしかない。

始まりの情熱や衝動のようなものを持ち続けていられるか、というよりも、それはすでに自分の中にあるものとして、自覚できるかどうか。

もう少しすると、ドラゴンヘッドが牡羊座に移っていく。

飾ったり大きく見せようとするんじゃなく、誰もが本来の自分自身でありたいと願うような世界になっていくのかな。

どれだけ自分に正直になれるのか、自分の中に正解を見つけること。

この舞台で表現するものをしっかりと自覚することが、夏至から3ヶ月のテーマ。

何度も繰り返し練習する必要があるかもしれないけど、自然に表現することができるようになったなら、秋の場面転換の時にも自分らしさを忘れずに表現できていくはずだから。

(ここまでは3/24頃書いたもの)

季節は春の終わり、双子座太陽の時期。
春分の真新しい感覚から、庭の植物の勢いが増すように少しずつ忙しくなってくる日々…
理想は「晴耕雨読」なのだけど、冬の間に十分「雪読」やったからなぁ、と、気づけば3週間働きっぱなしだったので、さすがに一日休むことにした。
ちょうど雨がしとしと降ってくれて、若干そわそわしつつも休めるのはありがたい。

さて改めて夏至チャート。
アセンダントの支配星がコンジャンクションしてファイナルディスポジター、って、どう読むのか?
そこから発展性がないように見えるけど最後のサイン魚座だから、果てしない広がりとも言える。
ちゃんと目標を定めておかないと、とんでもないところの流されてってしまうかもしれない。

太陽と月のミューチュアルリセプションと
双子座水星のダブルサイン。
理想を語るだけじゃなく、自分がこうしたいと思うことはとにかくやってみることだ。
今はまだこれという形にならなくても、自分のなかに確かな基盤をつくっていくために。
あるいは先を行く火星と金星がその基盤をつくってくれてたのかもしれず、広がった心の器でもっと大きな冒険を志すのが太陽の役割なのかもしれない。

太陽がホームに還る1ヶ月後は冒険を始めるとき。
それまでにいつでも帰ってこれる安心感という心の土台を育てておくこと、疲れを回復する方法を持っておくこと…
全部自分でやろうとか思うんじゃなくて、自分の力量や限界を自分でわかっておくこと、他者を適切に頼ること。
そんな風に人間関係や社会のバランスを取り直していくために、個々がそれぞれの基盤をつくっていくこと、境界をはっきりさせることが目標。
でもその境界は個々を分断させるためではない。
個々が自立しながら、ちょうど良いバランスで助け合えるために、必要なものなのだ。

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で少しずつ見えてきたことをシェアしています。 ホロスコープを読み解き、誰もが心の中に持っている”太陽”を照らし出すお手伝いもしています。 太陽のように自分らしく輝いて人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ »~太陽のアトリエ、という名前にはそんな想いが込められています。

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