11/22 太陽が射手座へ
射手座の月を持ってるからか、この季節の月読みを先にババっと進めていたのだけど、自分の月回帰を読もうと思ったら手が止まり、はてどうしてだろうと思っていたら、太陽射手座入りチャートを読んでいなかった。
しかもなぜか、11/24の射手座新月の星読みがアップできていなかった...
陽のエネルギーだけを出し続けたら燃え尽きてしまうけど、陰(月)ばかりでも前に進めないというわけだ。
ほぼほぼ新月と同様の天体の位置なので、気にするとしたらハウス。
新月とは、アセンダントとディセンダントがくるっと入れ替わっている。
その新月の星読みにも書いた「アルテミス計画」からついいろいろ連想してしまうんだけど、
ギリシャ神話の月の女神アルテミスは太陽神アポロンの妹であり、
アルテミスが射手座としたら、知性や音楽に秀で神託を授けるアポロンは双子座的。
太陽イングレスのアセンダントが双子座というのは、アポロンの自己主張ぽくて面白い。
そしてその1ハウスに火星があるというのも、今回の「アルテミス計画」で打ち上げられた「オリオン」のミッションが月と火星探査だということを連想させる。
またもや、だからなんだ... という展開になってきた。
だけど、あながち的外れでもなくて、わかりやすい情報や表面上起こっている展開の裏で、人の気持ちがどう揺れ動いているのか、慎重に感じ取る必要があるということを、射手座へと飛び出していった太陽の後を追うように、蠍座に入った月が示している。
その月は、蠍座太陽期の月食/天王星食を経て、天王星とオポジションをとっていく。
射手座はしがらみを断ち切るような希望と自由をあらわすサインだけど、
月と同じく6ハウスにある太陽はまだ蠍座の影響を免れない。
矢のように一直線、というわけにはいかないと感じることも多そうだけど、あきらめずに挑み続けていくこと。
アセンダント双子座9.01°のサビアンシンボルを見てみる。
本当は数え度数10°を読むところではあるのだけど、「9」は9番目のサインの射手座的でもあるし、9°ということにすると、とてもしっくりくる。
双子座9°「矢で満たされた矢筒」
矢は何本もある、つまり打つ手はいくつもある、自分にできることは様々あるのだから、右矢継ぎ早にそしていろんな角度から試してみる。
火星も行動力を表す天体だから、気になったところにはとにかく矢を放ってみる。
一見失敗だったり、もしかしたら炎上なんてことも、あるかもしれないんだけど、
うまくできているもので、MCのサビアンは
水瓶座19°「消し止められた山火事」
安心して(?)炎上させておけばいい。自分の気持ちに正直であること、自分と相手を信頼して発言するのであれば、一時的に違和感を感じても、その炎は自然と消えていく。
山火事の後に芽を出す植物があるように、いつの間にか溜まっていた不満や不要な気遣いや気持ちの壁がなくなり、風通しの良い関係性が出来上がってくるのかもしれない。
神話のハナシに戻れば、太陽神アポロンは妹のアルテミスを唆し、想い人であるオリオンを自らの矢で射させたという...その真意は果たして?
そんな風に、どうしても理解できない他者の行動があって、でもそれを自らの心の鏡に映してみたら、理解し難い自分の感情も見えてくる。
ついつい見たくないものからは目を逸らしてしまうけれど、どちらからも目を背けずに真っ直ぐ照らし合わせていったなら、はじめは見えていなかったものが浮かび上がってくるのかもしれない。
すぐに結論づけたり理解したフリをしようとするんじゃなくて、冬至頃までかけてゆっくりじっくり成果を待てる心の余裕を持って、矢を放って行くような気持ちでいるのがいいのかもしれません。
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