4/30-10/9冥王星の逆行
逆行って決してめずらしい現象でなく、むしろ10天体が順行してるほうが限られた時間なんだってこと。
順行だと物事がスムーズだと言われるけれど、だからって、この期間にあれもこれもやらなきゃ、なんて力んでしまっては本末転倒で、私の場合は今年はなにやらそんな焦りにも似た気持ちが強くなってしまったのが、今年の10天体順行期間でした。
それでいて星読みの時間もとれないくらいで、あー冥王星が逆行するんだ〜、と、その2日前になって他の方のブログを通じて知りました…
そこから何を読みとるか。星読みの端くれとして、それはせめて自分なりにチャートを読んでおこうと思います。
なんて、書き始めたところで星読みのご依頼を受けて、なんとありがたい。やっぱり楽しい。
ノンストップで駆け抜けていくのも、ランナーズハイのようである種の快感はあるけれど、自分にとってほんとうの喜びとは何だろう、そんな思いが頭の片隅にいつもあったから。
冥王星逆行の前というのは、何かが大きく動くような感覚がいつもあって(といっても実感し始めたのはここ2年くらいのことだけど)、でも今回は少し今までとは違う感じがしている。突き動かされるような感覚から、立ち止まってもいいんだよと言われてるような、安心感のようなものに変わっていく。
外側の天体が動くときというのは、その影響も数日前やもっと長い時間をかけてじわじわ感じられるもの。
とはいえ今年は4/1の牡羊座新月からずっと、止まりたくても止まれないような時間の流れを感じていました。いやもしかしたら、3/25山羊座下弦の月から、その流れは止められなかったのかもしれない。
山羊座=地の時代の覇者のようなイメージ…
冥王星はその山羊座に、もう13年目の滞在です。
来年やっと水瓶座に移動したかと思えば、また逆行するらしいです。
この度数、私のアセンダントとガチでスクエアなんだよなぁ。まだまだ生まれ変わるためのあれこれが用意されてるの?キツイよなぁ…
私のことは置いておいても、逆行を始めた冥王星は月とスクエア。過去の自分の理想や期待とは違うとしても、今の変化変容を前向きに捉えていこう。
冥王星と木星/金星そして水星とが形成する調和的な小三角形は、あらゆる境界線をなくし自分を自在に変化させていけることを示しています。
傷があっても何もかも足りないと思っていても、今この瞬間から新しい私を始められる。
「冥王星は愛」
そんなことが星読み界隈のあちこちで書かれているのは、この逆行の動きを表しているのかなぁと思うのでした。
順行に戻るのは10/9。細かく読むのはもう少し先にしようかなぁと思いつつ、ここからの変容がこれからの自分の基盤になっていくということは、意識して過ごすと良さそうです。
小さなことからでも、恐れず、変えていく。
(8/15追記)
太陽-土星オポジションのこの日、先週もだけど、休みの日にひたすら星を読んでる。
止まれない勢い…もう3時間座りっぱなしだなぁー
そろそろお腹も空いてきたし、動かないと。かな。
で、太陽とほかの逆行天体のオポジションも気になって、直近の木星、海王星と見てきて、冥王星。
いやとっくに過ぎてた…何してたんだろう?と振り返るのも良いのかもしれないよ。
で、家に帰りたくないからごはんやさんに移動してきてまたスマホを開く。
7/20頃って何してたんだろう?と、スケジュールを見て思い出す。
なんでその時に気にしてなかったかなぁ、
もうバッチバチになるわけだよね。
いっそ星のせいにしちゃって手放そうか?
いやいや、土星とのオポジションでまたバチバチなりそうな私、不動宮獅子座太陽は、変わらなければいけない…というより目指すあり方に辿り着くためには変容が求められているということ。
チャートルーラーは金星、9ハウスにてカルミネート。
アセンダント:天秤座10度 「危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー 」
感情の波に翻弄されても冷静な姿勢をキープする・冷静な判断力を持つ人
あぁめっちゃ感情的になっていたわ。
感情に流されて行動をしていたわ。
冷静に放置できてたら…?
金星:蟹座3°「毛深い鹿に先導される毛皮に包まれた男」
自分が属する共同体のカラーに染まる・同調する人
いやいやでも、私の中の獅子がそれを許さなかったんだ。
他者に理解してもらいたい、決めてほしいんじゃない、私の気持ちを知るために外に表現する必要があった。
それを理解してもらえなかったことが問題なんじゃない、私自身が私の気持ちをちゃんと受け止めてあげれたかどうか…
破壊と再生、変容の場の8ハウスには、牡牛座の火星、天王星、ドラゴンヘッドが。
私から発すること、行動すること。
それが一時的に自由や平和を壊すとしても、私の気持ちをなかったことにしない、抑えておかない。
共同体の中にいるからこそ生まれた違和感を、自分の殻に閉じこもってなかったことにするのは簡単だけど、それじゃどんどん私は居心地が悪くなる。
今目に入ったバッグにおもしろい表現が…
Nulle rose sans epine.
「トゲのないバラなんてない」
そういうことよ、誰も傷つけないなんてできない、
誰にでもいい顔なんてできないのだ。
まして獅子はちょっと強めなのだろうけど、その力強さを抑えてしまうことで、自分で自分を守る力さえなくして、必要のない傷を負ってしまう。
あるいは自分に爪を立て自分を傷つけてしまうことだってあるのだ。
その動機が怒りという感情だったとしても、カギになっていたのは火星であり、行動を起こした自分をやっぱり認めてあげたいのだ。
自分で自分を認めた瞬間から何かが変わっていく。
冥王星の逆行が終わるまでこれからあと2ヶ月弱。
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