月蝕と神在祭〜その7

2021年神在月の出雲リトリート・レポ。
前回からずいぶん時間があいてしまいましたが、
いよいよほんとうにクライマックスへ!

昼食を終えて、残る2箇所の神社へ向かいます。
写真だとやっぱり伝わらないのですが、
バスの前にはものすごい斜度の道路が!
「江島大橋」という高さ45m、斜度6.1%の橋、眼下には海!
軽自動車で登ったら大変そうだなぁと思いました。
車のCMにも使われたことのある意外な観光名所(?)なんだそうです。
てっぺんはヒヤヒヤします。

ここでいちど鳥取県境港市に入り、再び海を渡って島根県の突端へ向かます。
ほんとうの端っこよりも少し内側ですが。

美保神社

大国主命の后神「三穂津姫命」とその御子神「事代主神」、通称えびす様が祀られ、
五穀豊穣や商売繁盛が願われます。
立派な木!
森に守られているように建つ社殿
色とりどりのお札が素敵だなぁと思った次第。
本殿の裏には真っ赤に紅葉した木が一本。
この下辺りに亀の像がありました。
さすが、えびす様の神社!
絵馬が釣り竿仕様です
その後バスから写真を撮ってたら、
偶然にえびす様が写っちゃいました。
狙ってないのに抜群のポジショニングで。
島根県の東西の神社を詣でるのは「えびすだいこく両参り」と言って、とても縁起がいいことなんだそうです。
だいこく様とえびす様は親子なんですね。
確かに、七福神として描かれる姿が似てる…
出雲大社の男前な像とはかけ離れる気もしますが。
ともあれ、親子は仲良くとも離れてそれぞれの持ち場を守るというのが平和な在り方かもしれないなぁと思ってしまいました。
だから自立が必要なんだ…と、自戒もこめて。



万九千神社

八百万の神が最後に立ち寄ると言われる場所。
私たちのリトリートも、ここが最後の訪問地。
三輪車で乗り付けた神様がいるようです笑
境内あちこちにネズミさん。
「内はほらほら 外はすぶすぶ」
因幡の白ウサギを助けた心優しき大国主命は
巡り巡ってネズミから命を助けられました。
「直会」っていい言葉だなぁ。
いろんなこと全部スッキリさせて、
なおらいしたいなぁー。
ネズミさん楽しそうね。
祈る♡


わざわざ遠くまでお参りに行くことは、自我を削ぎ落として、神様やその土地の自然に対して謙虚になれるから。

まだまだ自我が捨てきれない、枠が外れない、そんなことにまた気づくわけで、だから帰ってきてもまだまだ、旅のことがまとめきれない。

リトリートへ行って、何を得たかった?どうなりたかった?

そんな欲求は持たないようにしてたけど、本当は覚悟が足りなかっただけじゃない??

願いにフォーカスすることと、優先順位を決めて一つ一つ実感し体験し手放して行くことの大切さを、今更ながら感じています。


ワークショップで作った砂絵。
こういうのも久しぶりで、ただただ無心になれる良さと、他者の導きによる創作を通じて、自分が世界と繋がれることの心地よさを噛み締める。
後ろのひょうたんランプも、今年の前半にワークショップで作ったもの。
邪念も入りつつ、真剣に向き合ってるとふと、我欲から外れる瞬間があって、そういう時の方がいい模様が描けたりする。

でも我欲から何かを作ろうと思うと全くいいものが出来なくて...

そういえばさっき調べていたサビアンシンボル、

私の8ハウスのカスプが牡牛座27°「ビーズを売るインディアンの女」というもので、自分のためじゃなくて他者のために作ったり祈ったりする方がいいんだろうなぁと思ったのです。

そこが、牡牛座キロンと獅子座太陽の葛藤しやすいところです。

もっと言えば乙女座金星や天秤座土星も絡んできます。

ただただ私の喜びのためにつくりたいのに、

完璧を求めすぎたり評価を下してしまったり、

自分にも他者にも厳しくなりすぎてしまいます。


ただただ自分の喜びに生きて幸せを感じられていたら

周りも自ずと幸せになっていくのになぁ。

言葉にするのは簡単でも、思考の領域で、まだまだ腑に落とせていない。

自分の言葉で納得するまで自分に言い聞かせる。

少し広い世界を見てきたのに、また狭く深いところに陥ってしまいそうで。

でももっともっと深いところはきっとずっと広大な世界があるのかもしれない。

そう思って今もう少し、自分の中で神様たちと対話し続けていきたいと思います。

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

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