9/7は乙女座新月

昨年とは異なる流れ、同じ太陽サインの期間での、新月から満月へというのがまだ慣れません。
けれど本来はもっと大きな流れの中で読むもの、その大きな時間の感じ方に慣れる必要があるのかもしれません。

去年の乙女座新月をどんな風に読んでいたかも、振り返ってみてみよう。
それから、乙女座満月はどんなことを思っていたんだろう?

柔軟宮の季節は、いろんなものごとをスムーズに変えていける時期、「調整」しない手はない。

アセンダントは蠍座8°「湖面を横ぎって輝く月」
蠍座が求めるのは深い信頼関係。
チャートルーラーは火星?それとも冥王星?
MCは獅子座13°「ロッキングチェアに揺られる年老いた船長」
新月があるのは11ハウスカスプとほぼ同じ場所。
11ハウスは引退後を表したりします。
ここにあるのは、乙女座25°の火星。
長期的な視野でこの新月の意図を達成していくことを求められます。

新月のサビアンシンボル
乙女座15°「装飾されたハンカチ」

火星のサビアンシンボルは「掲げられた半旗」。
冥王星ともぴったりトラインです。
目指すのは11ハウスの火星、そしてこの半旗となるのは、新月の決意である装飾されたハンカチなのかもしれません。
それは堂々と自分の信念を行動に結びつけていくこと。

乙女座の支配星は「水星」ですが、一説に「カイロン(キロン)」であるとも言われています。
傷ついたヒーラーと呼ばれるこの小惑星は、トラウマや苦手意識であり、それを理解し克服することで才能に変わるとも言われる星です。
上のチャートにはないですが、実はこの時カイロンが水星とオポジション、牡羊座にあります。
社会や他者との調和やバランスを取る天秤座と、自分の本能や直感を発揮したい牡羊座…反発するようなサイン同士であり、これまでは社会や対人関係の中で自分自身を抑えることが良しとされてきました。
だけど、ほんとうは私はこうなんだ、ということを伝えていくことで、傷ついたカイロンを才能に変えていける。
そうすることで、牡羊座カイロンのルーラーである火星の力がさらに生きる。
火星は冥王星とトラインになり、向き合う魚座海王星とのオポジションが緩和される。
混沌の中から、体験や実践を通して選び取ったものたちを、自分にとってバランスの取れた形にアレンジし発信していく。
水星ー土星トライン。生まれ持った能力を何かの形にして発揮したい、そんな思いが強まっているのは私だけじゃないのかもしれない。
社会は新しい何かを求めていますが、それが何なのかはまだわかりません。
ただ、ひとり一人がほんとうに調和した状態になることが求められている。

先日、神社へお参りに行ったときにふと思ったこと。
この頃はただただ生きてることへの感謝をするばかりでしたが、きっと決意表明というものをするためという意味合いもあるのではないか?
形式ばったところがあったとしても、お参りの間はまっさらな自分になって、感謝の気持ちを心から伝えるということ。
その上で調和した自分になるために私はこうしたい、という決意を明らかにすること。
決意をしたならきっと何か動き出す。
調和しないものは手離す必要が出てくることだってあるだろう。
お試しや学び…そんなものがあって、ほんとうの自分がようやく見えてくる。
そうしてますますくっきり、自分の願いが見えてくる。

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

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