月回帰 No.535

星読みばっかりしてるこの頃…
太陽回帰だったから、それは気になる。
そしてそろそろ恒例の月回帰図読みしなくっちゃ。

前回の月回帰ではMCがきっと獅子座新月と太陽回帰の頃だったんだろうなという感想です。
牡牛座のアーユルヴェーダのひととタッグを組んでのセッションに挑戦しました。

さてそして、次の月回帰は8/16。
そういえば、月回帰直前に蠍座上弦の月になります。

月回帰No.535

アセンダントは蠍座26°「キャンプを作っているインディアンたち」。本質を見極める力で臨機応変に行動することが今期のテーマでしょうか。
自然の中で、自然にあるものを使いキャンプを作るインディアン。
レヴィ・ストロースの言う「ブリコラージュ」のようだなぁと感じるのは、占星術だけでなくいろんな思想に触れながら自由に星を読んでいるから。
或いは星読みそのものが「コンステレーション」を読み解くこと。
一見バラバラに見えるさまざまなものにつながりを見出す。
そんなことがブリコラージュの原点かもしれない。
なんてことを考えるのは、ネイタル天王星がこのサビアンと1°違いだからでしょうか。

月のサビアンは射手座1°「共産主義の軍隊のキャンプファイヤー」。
同じキャンプでも随分と趣きが異なります…
オーブが緩めで太陽/木星とのTスクエアの頂点。
太陽:獅子座24°「身だしなみの整っていない男」
木星:水瓶座28°「倒されのこぎりで切られた木」
すごい勝手な笑っちゃう解釈をすれば、
軍隊から逃げ出した男は身なりに構わないフリをして身をくらましつつ、ほんとうのところはエコロジストで、キャンプで木が切り倒されることに耐えられなかったのかもしれません。
ネイタルのICは水瓶座のサビアン「海軍からの脱走兵」だし…
でも逃げるんじゃなくて、地球環境のために何かプラスになることをしたいと思う今日この頃。
これまでの考え方では行き詰まる、さぁどうしよう?

チャートルーラーは冥王星なのか火星なのか。
冥王星は社会に新しい風を吹かせ新陳代謝を起こせと言う。やはり仕事という方法で地球に貢献するべき?でも逆行なんだよなぁ。2ハウスだからすでにできることのはずなんだけど、もう少しわかりやすく具体的に、できることはなんだろうか?
火星は10ハウス乙女座11°「母親の期待通り成長する少年」。とはいえ変革を求める天王星とトラインしてるから、期待を超えて自分の望む方向に進んでいくことが求められる。

天王星は牡牛座15°「粋なシルクハットとマフラーの男」。土星とスクエア。
このサビアン、「ムーミン」に出てくる「ひこうおにのぼうし」みたいだなぁーと思っています。
中に入れたものを、それとは真逆の性質のものに変えてしまう力がある。
例えば紙切れは雲になってムーミンとスノークのお嬢さんの遊び道具になり(パパは何を書いたんだ?)、ころころでつぶらな瞳のムーミントロールはヒョロヒョロでギロッとした目の生き物に変わってしまう。
ムーミンが元に戻れたのは、それでも息子だと見抜いたムーミンママの深い愛情のおかげ。
自分自身をまず受け入れたなら、変わることだってこわくない。
ひこうおにのぼうしも、使い方によっては役に立てる。しょっぱい海水は甘い木イチゴのジュースに変身するのだ。

で、この牡牛座天王星。火星とのトライン、水瓶座土星とのスクエアとのオーブは緩めですが、乙女座最終度数にある金星と135°ぴったり。
微妙なマイナーアスペクトですが、スクエアとその半分を足した位置。
同じ地のエレメントで、牡牛座(固定宮)はピークだけど、乙女座(柔軟宮)は最終度数。
次の風エレメントに進むことを意識しながら、地エレメントの資質をそこで使えるように調整していくことが求められる。

MCは、人と人とのつながりからなる現実世界の仕組みを理解すること。
個人の能力を表す天体もすべて乙女座にあります。
自分から一歩進んで、他者との関係性の中での役割を見出し実践していくこと。

冥王星/海王星のYODの先にあるのは太陽。
たとえその能力が今は使えないとしても自分は自分。
ただそれに気づくだけかもしれないけど、気づきを得るには実践し経験することが必要だ。



Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

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