コンステレーション
【コンステレーション】
星読みでいう「星座」は「サイン」と言い表されますが、空にある星が描く「星座」は「コンステレーション」と言います。
[con-]は英語で言うところの[with]、[Stella]は[star]ですね。
「星と共にある」なんて素敵な言葉だ。
地上から見える星の並びに物語が生まれる。
めちゃくちゃロマンを感じるけれど、
「コンステレーション」を覚えることは苦手...
実際の星読み(西洋占星術)では、
天体と星座の位置関係もズレているのです。
インド占星術では実際の星座と連動しているらしいのですが、ほんとうの星座は大きさもバラバラで、
コンステレーション苦手な私には向かなそう...
「サイン」を読む西洋占星術のが好みです。
古いものにも敬意を払いたいですが、運命づけるような星の読み方はなるべくしないように気をつけています。
現代の占星術も、元は「コンステレーション」を読んでいたものから、便宜上「サイン」に変わっていったのかもしれないですが、明るくて星の見えない都会でも(私が住んでるのは田舎だけど)星の影響を確かに受けてるんだよ、世界はつながっているんだよって、共通の意識を持てるような気がします。
昨日の夜、最近よく覗いている星読みブログから、河合隼雄さんの京大最終講義の動画を見たのですが、「コンステレーション」がテーマでした。
その翌日に写真のオブジェ(?)を見るに至ったのにも、星の采配を感じずにいられません。
河合隼雄さんは星占いの話をしていた訳ではないのですが、心理学の大家ユングの系譜を継ぐ人でしたので、神秘的なことにも興味があったに違いない。
教授職を退いてからは嬉々としてそちらに進んでいったんじゃなかろうか。
吉本ばななとか中沢新一とのマニアックな対談集や「魂」という言葉が本のタイトルにたくさん出てきます。ブログで紹介されてた小川洋子との対談本も気になります。
constellationの訳は「星座,星宿,一群,集まり,(思想・観念の)集団,配置,布置」。河合隼雄さんはほかに「共時性」という概念を挙げていました。「シンクロニシティ」っていうとピンと来る。でもconstellationの場合はそこに物語性が生まれてくる必要があります。
起こったことそのものよりも、
私が今日この出来事を通して何に気づいたが重要。
最近、努力してオープンにしようとがんばっていた心を挫かれるような出来事が多発して、
やっぱり私にはできないのかもと思っていたのですが、
そもそも弱い心を勇気づけたり、みんな違うんだからそれでもいいんだと理解するために星読みをはじめたんだと、
目に見えるシンクロニシティで星に勇気をもらったような気がしました。
私は9ハウス蟹座火星がインターセプト。
月は射手座にあるのでアカデミックなことも好物なのですが、何せ火星インターセプトなので理解とアウトプットが追いつかず...
噛み砕いて読みやすい文章を
書けるようになりたいものです。
でも金星乙女座なのでマニアックな方に傾きがち。
IC水瓶座なので自由と孤独が大切。
心に番犬を飼っているのでこじ開けちゃいけない。
10ハウス太陽を目指して、
私なりの努力をしていこう。
なんか、宇宙船が降りてきそう。
新緑がぽつりぽつりと芽を出し始めているこの季節が好きです。
0コメント