2021春分の星読み
一年前の春分は、カウアイ島で朝日を眺めながら迎えました。時差があるので、正確にはよくわからないまま...
特別な時間だったことに変わりありません、なにせ「破壊と再生」のサイクルが始まったのですから。変容とは長い時間をかけて変化し定着するものだとすれば、一年経ってようや実感できるものなのかもしれません。
そんな2020春分図と今年を比べてみて、1年間にどんなテーマがあったのか、何が変化したのかを見てみるのも良さそうです。
2020年のチャートはカウアイ時間で調べようとしたけど脱線したので諦めて日本時間で...
チャートルーラーは月、家や自国、そして安心感というものが一つのテーマになった一年です。月hs水瓶座8ハウスで牡牛座金星とスクエア。居心地の良さや安心感、社会的な評価から過去までを乗り越え書き換えた先の自己価値の革命というものも、風の時代に切り替わる一年の、もう一つの大きなテーマ。基盤は天秤座の表す愛と調和。安心できる環境に身を置き本来の自己を打ち出していく。春分の太陽は9ハウスで大きな理想を描いています。
2021年は天秤座ルーラーとしての金星が、春分チャートのキーとなります。昨年のICのサインが新たなスタート地点であり、2020年に新金星を迎えたり軽やかに飛び回っていた金星がチャートルーラーです。さらにこの6日後には「満金星」になります。
新金星で本来の純粋な愛と調和を思い出したら、満金星ではそれを周囲と調和させるにはどうしたら良いかを見直してみるときかもしれません。
太陽も冥王星の変容のエネルギーを浴びてすぐ春分点へ移動したばかり。
一人一人の価値の変容が大きなうねりとなって社会に現れようとしている。混乱から新たな世界へ、そんな雰囲気をようやく感じられるようになるのかもしれません。
2020年のチャートルーラーだった月は、2021年にはカルミネート(チャートの一番上にくる状態)であり、なおかつMCは月のオウンサインである蟹座。
月のある双子座には火星と(チャートには出ていないけど)ドラゴンヘッドもあります。支配星の水星は魚座にあり火星とスクエア。
太陽は牡羊座に移動しましたが、全体に海王星の力が大きく働いていそうな雰囲気です。
一人ひとりが調和しながらどのようにして、地球に生まれた理由、根源的な欲求を果たしていくのか。安心の基盤は社会であるけれど、社会ごと変容していかなければ。それには個性と独立心でもって個々が自らを表現しながらも、より良い世界に向かってフラットに繋がっていくことが大切になる。
新しい世界の実現に向けて、魂が新たなスタートを切るような一年のはじまりです。
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