9/4〜12/31 木星が逆行します
7/23からの金星逆行がようやく終わると思ったら、すぐに木星が逆行を始める。
木星は金星が支配する牡牛座にあるし、気づけば天王星も逆行してる。
木星逆行開始のチャートルーラー水星も逆行中だし、
答え合わせしようと思ってもできないというか。
そもそも答えを外に求めるんじゃなくって、
自分にしっくりくるものは何かって、ひたすらに向き合う時間が続いてる。
そんなことを真夜中の木星を見ながらふと思ったのだ。
ホロスコープは地球が真ん中にあるということ。
宇宙を見上げたら答えが降ってくるわけではなくって、
惑星や月が照らし出す何か(物理的には太陽の光の反映)を地球が受け取り、
さらに私たちが身体という器を通してどのようにそれを感じるのか?
それを見出して伝えるのが星読みなんだろうなぁと。
木星が吉星と言われるのは、巨大な体に太陽の光を目一杯受けて輝くから。
射手座や魚座というサインもその恩恵を受けた楽観や希望が信条だ。
だけど実態はガスで膨張した天体であるという...
逆行の時間は、大きく膨らんだ理想や希望を試される時間。
それでも信じるものを実践や体験に照らしながら実体化していくこともできるのだ。
その基礎になるのが「水星」。
まぁその水星も逆行中なので、実感を得られるというよりも空回りする可能性の方が大きいのかもしれないけど、むしろそっちの方が実り多いのかもしれない。
木星的に、もっともっとと拡大していくことに、ちょっと限界が見えているならなおさら。
「もっともっと」を逆の方向に引き算してってみたり、やっても無駄と思ってたことを試してみたり、使ったことのない言葉を使ってみたり、マイナスに感じて他人に言えなかったことを言ってみたり...
星読みだってそうだ。
大勢の人にわかるように、なんて思うとどんどん伝わらない文章になっていく。
自分にしかわからない言葉だったとしても、本当は自分にちゃんと伝わってればいいのだ。
占星術を「ちゃんと」学ぼうとしてたこの頃はその辺りの線引きが難しくなってきて、今日も課題ができなくて悶々としてる。
なのにこっちの星読みは進むのだ...
子供の頃の成績の評価はわかりやすくて、目的達成も簡単にできていた。
苦手な教科や分野は最初っから切り捨てていて、
それは元々の器が小さいからそれでよかったのかもしれないけど、
木星的な楽観的な在り方だったのかもしれないな。
年齢だけは重ねて、それでもその年月の分に経験も蓄積されてるから、
思考も感情もより複雑になってきている。
暗闇の中に木星が照らしてくる希望は正しい道とは限らない。
逃げ道の言い訳にできる甘い誘惑にもなりかねない。
それが本当に自分にとっての正しい道なのかどうかは、
現状や日常から大きく逸れることなく地道に進んでいくことができるのか、
無理のないルートを設定し、計画通り実践することでしか確かめられない。
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