3/24 冥王星が水瓶座へ

2023/3/25、いよいよ冥王星が水瓶座へ。

生まれてこのかた冥王星イングレスを迎えるのは4度目になる。

とはいえ意識し始めてからは初めてだ。

前回は2009-2010頃で、そこからの十数年は個人的に激動の歴史。

というよりそれまで動かなすぎた、自分から何かをはじめたり、

本当に自らの意志で働きかけているのか、試される時間だった。


カウントダウンはすでに始まっているんだけど、まだまだ準備は十分でない気がする。

だけど、あれこれと動き始めているのはその準備の一環なのだろうから、ちゃんと自分の意思を介在させるよう努めていかなくてはならない。


3月初旬の長崎旅行もその伏線に違いない。

目的はきっと、平和記念公園を訪れること。

冥王星の発見は、戦争や核に結び付けられる。

地の時代と山羊座冥王星期の終焉に、その場所を訪れるという必然...。

冥王星はすでに準惑星に降格されているけれど、占星術では健在。

それでもこれから太陽系から遠い軌道に進んでいくことも合わせて、

その影響は影を潜めるらしいとも言われている。


山羊座冥王星期の振り返りもかねて、発見時のチャートを見てみたい。

公式には2/18らしいのだけど、確認するための記録写真が撮られた1/23の方がそれっぽいチャートなのでこちらを採用します。

何がそれっぽいかって、冥王星がカルミネートして火星とオポジション!

火星は冥王星の発見によって蠍座の「副支配星」に格下げ(?)されるのだ。

それを調停する月は蠍座に...

冥王星のあるサイン蟹座は月がルールする場所。

だから、冥王星は月のある蠍座の支配星になったんだろうか?

今更ながら、不思議な一致が、あるものだ...


そして地のグランドトラインができているところも気になるポイント。

山羊座の土星、乙女座の海王星、そしてこの時はまだ発見されていないけど牡牛座のキロン/ドラゴンヘッド。

ちなみにキロンが見つかったのは1977年、牡牛座にある時...鳥肌。

キロンも小惑星と言われるもので、太陽系外から来たとも言われる不思議な天体。

まだ発見されて45年ほどだけど、時代を象徴する天体となればすでに馴染み深く、「トラウマ」とか「才能」とか意味合いも変化しつつ、変容の鍵になっている。


で、発見時チャートを見直してみるともう一つ二つ「ぎゃっ」と言いたくなるようなポイントがあるんだけど、それはごく個人的なこじつけなので放っておく。

とはいえ大事なチャートルーラーは金星。

これが山羊座29度つまり、これを書いてる今時点で冥王星がいる場所にある...

「発見」された冥王星は目に見える天頂にあるんだけど、太陽は未来のほうへ。

未来という今を生きるわたしたちは、外側に向いていた意識を自分の内へと取り返していく時期なのだと思う。


さぁその冥王星が水瓶座へと移動していく。

きっと時代ごと、今まで言われていた太陽や他の惑星の定義でさえも書きかわっていくのだろう。

冥王星が水瓶座へ移動するとき、火星だけが意識の上に昇っている。

とはいえやがて意識下に沈み、最初に再び意識上に昇るのが冥王星。

その二つの天体が、現在のホロスコープ上の支配関係と同じアスペクトの150度。

とはいえ時代を象徴する風サインにあるのはこの2天体のみ。

2ハウス=I haveと7ハウス=I balanceを意識するには、柔軟性が必要。

チャートルーラーは木星で、木星は牡羊座の中でも天秤座ぽい場所にある。

小さくても細かくても、動きのあることのほうが大切。

火星的な直感と機動力を働かせて、時代を乗り切る基盤を作っていく。


4ハウスのステリウムを中心に、3-5ハウスが濃い。

そうそう、冥王星が入る2ハウスは水瓶座がインターセプト。

インターセプトはブラックボックスなのだ。

実際、冥王星はしばらくしたら逆行してまた山羊座に入ってく。

変容とはそんなにわかりやすいものではない。

いきつもどりつ混乱しつつ、いつの間にか受け容れていく。

そうして時代を生き抜いていく私が作られていく...



と、3ハウスに山羊座がインターセプトしている私は、

駆け込みで山羊座的なことを学ばされているような気がします。

冥王星的な、愛の鞭のようなものでしょうか。


Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

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