2023年、金星の動き〜その1

今年は2年に一度の「新金星」が起こる年。

ちょうどついこの間、金星が牡羊座ポイントに戻ったので

ここから一年の動きを見てみようと思う。

まずは牡羊座から、金星のホーム牡牛座へのイングレスの動きまで。


魚座新月直後のイングレス、てことは魚座新月の金星は、

魚座の力をMAXに受けて生まれ直そうとしていたのだ。

エグザルテーションの後に火星でフォール、というのもなかなか忙しい。

金星の牡羊座イングレス、アセンダントは獅子座です。

金星は8ハウスにあり、2年越しに生まれ変わるタイミングを待っている。

ちなみに、新金星は獅子座で起こるのです!

チャートルーラーの太陽は魚座に入ったばかり。

土星と月に挟まれて、獅子座には月の遠地点リリスがある。

これまでの成果や過去を一度清算してしまったらいいんじゃないか。

金星的なテーマ、価値観の刷新...


ともあれ、最近「金星と火星はセットで働く」ということを学んだばかり。

金星だけ意識したってダメなのだ。

自ら行動したこと(火星)に対して、感覚を受け取る(金星)ことが必要。

金星は牡羊座に入ったばかり、ってことは、

まだ何も受け取っていないまっさらな状態ということ。

だから、成果や過去を清算する前に、

しっかりとそれを味わい実感することが必要だということ。

火星は水星とトライン、そして牡羊座キロンとの小三角形ができている。

風に煽られてる火、のようなイメージが湧いてくる。

あぁなんか、この頃病んでいた頭痛と似ているかもしれない...

頭で考える方じゃなくって、パッと降りてくる直感や、

内から湧いてくる情熱のようなエネルギーを感じとりたいのだ。

その純粋なエネルギーは、まっさらな金星にまっすぐに届くんだと思う。

そんな予感に何だかワクワクする。


そして金星は春分前にホームの牡牛座に帰還する。

金星のホーム牡牛座は1ハウスにインターセプト。

インターセプトって、気付きにくいとかいうけれど、

この頃どうも「守られている」という象徴のような気がしてならない。

良くも悪くも、誰も踏み入れない聖域みたいな。

けど、傷があるなら治さなきゃならないし、

そこに入って大事に使われないままの天体があるならちゃんと使ってやらなくちゃならない。

外から強引にこじ開けられるくらいなら、自らそっと開いてあげよう。

守られているから大丈夫、自分自身が傷つくことは決してないから、

未知のものに積極的に自分を開いていこう。

それは過去の傷や痛みを解放していくことだから。


インターセプトと言ったけど、場所によってハウスカスプは変わってくるもの。

むしろアセンダントにコンジャンクションするような位置であることのが重要そう。

だって、金星のホーム帰還だものね。


実は牡牛座とも繋がりが深い月がカルミネート。

山羊座ではデトリメントだとも言われるけど、それは古典占星術の話。

支配星の土星は魚座に入り、冥王星も最終度数にある山羊座の象徴すらアップデートされていくのだ。

まずは誰のものでもない自分自身の安心感を。


それにしても、魚座/12ハウスが混んでいる。








Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

0コメント

  • 1000 / 1000