6/21魚座下弦の月〜春の総決算

魚座の下弦の月は夏至の直前…

めずらしく本文を書く前にサブタイトルが出てきた。

「春の総決算」って、センスもひねりも何もない感じだけど...

そのまんま、春分からの四半期の総決算の時期、

そこから夏至という切り替わりに至るのだ。

下弦の月の太陽が到達点を示すMC手前にあるのは、

そこを目指していくためのあれこれをやっているんだよという暗示。

太陽は天頂にあり、月は西の地平に沈んだところ。

6時間後の夏至の太陽は、魚座の下弦の月がある場所に来る。

夏の始まりは、陽が極まって陰に転ずるタイミング。

同じ日の真昼に下弦の月が起こるこの日は、その転ずる感覚が強く感じられそうな予感。



天体は西半球に集中。

ということは、自分や内側が大事と言い続けて過ごしてきた時間を、ちょっと客観的に眺めるタイミングなのかもしれない。

月があるのは、魚座30度というホロスコープ1周の最後の場所であり、6ハウスの終わり。

夏至からはまた新しい時間。

その前に、終わらせることは終わらせる、そんな空気が色濃い下弦の月。


じゃぁ次の始まりは夏至なのか?それとも蟹座新月なのか??

天体が示す時間は実は多層になっていて、どの時計を使っていくのかは人それぞれに委ねられている。

もしくは、ホロスコープ上で強い天体が左右している場合もある。

自分で決めていくタイミングもあれば、天体に委ねるほうがスムーズな時もある。

意識しなくてもそのタイミングを読める人もいれば、私のようになかなか乗りきれない人もいる...

太陽なのか月なのか水星なのか金星なのか火星なのか...

取り組みたいテーマによっても、使いやすい天体は変わってくる。

月相で読むのはわかりやすい設定ではあるけれど、そのリズムに乗り切れない時もある...


今までの何やらがどうしても上手くいかなくなってきていると感じるなら、

手放すタイミング、変わるタイミング。

変わりたいって表面上では思っていても、本当に変わるってなったら、

それは生命体としては「死」に比するもの。

無意識に、変わらないように守りに入ったり、

恐怖心すら抱いているんだって。

でもそれが恐怖ってわかってないから、

モヤモヤしたりイライラしたり、

そんな自分はダメだって思うほどに、

さらに守りに入って頑なになっていく。

最近そんなような文章がいろんなところから目に飛び込んでくる。

ただの、ビックデータの仕業なのか?

いやいや、私の脳が無意識にそれをキャッチしているんだろう。

あるいは集合意識的に変化の兆しと恐怖を感じ取っているのだろう。


否が応でも社会は世界は変化していく。

するりと新しい波に乗れる人もいれば、

無理矢理にこれまでの自分を押し通そうという人もいる。

焦って抵抗する人もいれば、

表向き変わらずのらりくらりしてるような人もいる。

変わるのも変わらないのも個人の自由。

ただ苦しい思いから逃れたい、というのは積極的な変わる理由にはならないんだろうか?

それならばその考え方ごと変えなければ。


4ハウスの終わりのほうの冥王星とDSC近くの月と、

ホームの牡牛座から次へ進もうとしている金星が形成する調和の小三角形が

心地よくありたい社会の欲求を投影しているよう。

逆説的だけど、個人に対しては「コンフォートゾーンから抜け出す」ことを推奨しているようにも感じられます。

なんやかや、心地良いところから飛び出すことを避けていたよね。

変えちゃったほうが、もっと心地良い世界へ行けるのに...


あとがないと感じるまで動けないのかもしれない。

そうなる前に動けていたら、と後悔するのもまた人間...

でも本当に怖いのはやっぱりコンフォートゾーンを抜け出すことなんだろう。


下弦の月の星読みにしては気合が入っている(ただ長いだけ)。

何か、もっとヒントはないんだろうか?

そのための星読みなんだろうけど。

アセンダントは天秤座2度「六番目の部族の光が七番目のものに変質する」。

天秤座は対人関係などを表す7ハウスに対応するから、

他者に対してオープンであり新しい考えも受容すること。

チャートルーラーの金星がある場所は、

牡牛座28度「成熟したロマンスに胸躍らせる女」。

こちらも、自分以外を知る段階である双子座に向かう前に、

自分を一段パワーアップさせるような場所。

双子座はインターセプトしていて、その場所を見つけるのは少し大変かもしれなくて、

普通にしてたら辿り着けないところに理想の目的地が存在しているような。


MCのサビアンは蟹座2度「広く平らな場所の上につるされた男」。

やっぱり正攻法ではいけないのか?

ちょっと思い切ってダイブするような行動が必要かもしれません。

それは頭で考えたところで、考えが及ぶようなことは大したことなくて。

むしろ、直感で降りてきたものを否定したり恐怖から諦めたりせず、やってみる。


構えてしまうと、怖さが先に来てしまうかもしれないから、軽〜くいられることも大切。

むしろ、想定外は全て自分自身の変容のために起きていると思えたなら、(物理的に文字通りのダイブは無理だとしても気持ちの上で)ダイブするのも怖くないのかな。



Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

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