火星が射手座へ〜裏火星?

12月13日に火星は射手座へ。

太陽が黄道を1年で1周するのに対し、火星は約2年かけて廻ります。
ホロスコープ上の天体は人の年齢域も表していて、
25-35歳は太陽期、35-45歳は火星期というのが一般的な考え方。
私は火星期で、それを知った2020年にちょうど火星が春分点に来るというので、
気になっていろいろ調べていたところ『火星サイクル手帳』というものに出会いました。
ペンとかクリアファイルとか一式揃えて気分を盛り上げる。
火曜日=火星の日に届くメルマガや、
サイクルの節目に配信されるワークショップなど、フォローも手厚い。


でもなかなかコミット出来てなくて、こんなんじゃ火星力あがらん、

と反省しきりのところ、15日の朝また一通のメール。

というか日付けは12/14のもの。あれ?火星が動いた13日にもメルマガ来てたし、
昨日の朝もチェックしたんだけどな〜と思って見たら、いつもと違うタイトル。


【購入者特典★裏・火星射手座メッセージをお届けします!】

購入したのは2020年の前半…火星は今年1月前半までずっと最初のサイン牡羊座にいて、

「裏・火星星座」が射手座に廻ってきたからこのメッセージ。
すっかり忘れていました。

しかもその前日、マドモワゼル愛さんの月星座の欠損の本を読んで、すごくモヤモヤしていたところです。

私の月は射手座なのですが、「欠損説」はその性質を著しく欠いている、

とボロクソに言われているようなもので笑。

「大人しく認めなさい、受け入れなさい」ともしきりに言われていたのですが、

裏火星も射手座だったら、黙っていられないわけですよね。

火星は違和感を察知して戦う天体。

まぁ、戦わず平和的解決に導く行動をスムーズに起こせれば良いのですが。


「月の欠損」然り、「裏・火星星座」も短絡的に捉えてはいけないと思うのですが、

それも理解できないのに理解したがる月射手座の欠損かもしれないんですけど、

ホロスコープって単純に天体のサインだけ見ればいいのではなくって、

天体同士の関連やら、ほんとうに複雑にいろいろ絡み合っているのです。

そこを見ないで、諦めちゃうことはできないなぁ、と思う訳です。


月を擁護するとかになるとまた話がややこしくなるし、

ここは単純に好奇心の赴く方向ってことで、

じゃぁ「裏・火星星座」ってなんだろう?という私なりの考察で、

 「裏・火星射手座」の行動力を発揮してみようということなのでした。

そうか、「月の欠損」も使いようによっては役立つのかも。

考えすぎても答えは出ないから、そこにこだわりすぎない、ってことだ。

そもそも理解できないことに惹かれる傾向。。。


で、話がまたずれるので戻して、「裏・火星星座」、一人ひとりちゃんと出してくれてるのがすごい!

きっとこうやって出すんじゃないかなぁと思ったのが、ネイタル火星のサインの支配星がある場所。

至極簡単な発想ですが、私の場合は月との関連が強すぎて、ニュートラルに見れてないかもしれないんですが。


ネイタル火星は蟹座にあって、蟹座の支配星月は射手座にある。

ここまでは普通にあり得ることですが、他にも、

蟹座火星のドデカテモリーも射手座、

蟹座火星のあるハウスも射手座的な領域である9ハウス、

ネイタル月のドデカテモリーは射手座で、

ネイタル月と火星のアスペクトは135°という一触即発な感じ。

そもそも、火星は蟹座でフォール(下降)な上に、

月とのハードアスペクトがあると結構大変なんじゃないか。

まぁ、それはデトリメント天秤座と金星の位置関係にしてもあり得るし、

それに過剰反応してしまうのも、月とのハードアスペクトの影響なのかもしれない。

そう考えるとすごく納得。蟹座火星は本来の勇気や行動力が削がれるのに、

溜めに溜めて時々思い切ったことをしてしまうこととか、爆発するとか。

ネイタル火星と裏火星が調和的な場合は、スムーズに物事が流れていくに違いないし、

月の影響を受けにくければ、もっと心穏やかでいられるのに...。


と、同じところぐるぐるしがちですが、

じゃぁ火星射手座期をどう過ごしていくのが良いか、

きっとそのぐるぐるを抜け出すというのが一つのテーマなんじゃないかと思います。

射手座は目標に向けて矢を放つ、火星は外に飛び出す、

この2つの推進力を使って、何を成し遂げたいか?

そんなことを問いかけながら火星が射手座へ移った瞬間のチャートを読んでみます。

nicoさんのブログで言われている「暫定的に進む道」を示してくれるものでもあるかもしれません。(決めるのは、私自身ですが... )

アセンダントは、なんと蟹座...

チャートルーラーは月で、自己実現のMCを超えた10ハウスにあります。

MCは牡羊座でこちらのルーラーは火星...

もう絶対的に取り組まなければならないテーマではないですか。


土台となるICは天秤座、ルーラーは金星です。

金星は7ハウスという天秤座的な部屋にあり、冥王星とコンジャンクションしています。

ちなみに、アセンダントのサビアンシンボルは「結婚の儀式を遂行する司祭」。

火星と金星という、行動と在り方、あるいは男性性と女性性を象徴する天体と同士のパートナーシップが、一つの大きなテーマです。

ICとMCとの関係性を見るならば、金星=在り方が支えとなって、火星=行動力が芽生える。

基盤を心地よく整えることで、物事がスムーズに進んでいく。

って、当たり前のことかもしれないけど、つい、これやらなきゃ、の方にひっぱられがち。

だからといって楽な方ばっかり選んでいても前に進めていない気がしてしまう。

アセンダントと月の度数はそれぞれ19°でスクエアの関係ですが、

どちらも同時進行で新しいスタートを切る、そんな推進力が必要なのかもしれません。


火星は5ハウスにあります。射手座の支配星木星が8ハウスにあり、火星とスクエア。

木星は広げることが性分だけど、射手座火星は少し照準を絞ることが必要かもしれません。

これもnicoさんブログからのネタですが、宇宙に行った前澤さんのYouTubeを見てみまして。

「そんなことにお金を使うの?」っていう意見もあるかもしれないけど、

普通の人ではなし得ない成功で産み出した財をさらに大きな自分の夢に照準を絞って使えるって、

しかもタイミングや何やら色々な条件を引き寄せる、その推進力は半端じゃない。

5ハウスは遊びのハウスでもある。世間がなんと言おうと、純粋にワクワクできる自分の夢に向けてアクションする。それがまた世間に影響していろんな化学反応を起こす。


そこまでの大きなことではなくっても、人によってはとても勇気のいることだったり、

人間関係や環境というしがらみから自由になることって、口で言うほど簡単でもない。

けれど、それを超えることで、その先には大きな赦し(魚座)があるのがこのチャート。

ただしたどり着くにはほんの少し勇気を振り絞って、今できるアクションを。

火星は2022年1月23日まで射手座に滞在しますが先のを読んでも仕方ない、今暫定的に進む道を決めることがテーマだから。

そして月欠損説を若干踏まえつつ読むならば、10ハウスの月=社会的に認められること(と言う一般的な概念やとらわれ)を目指すのではない、自らの意志に従って行動することにより自然と、社会に打ち出す自分の在り方が整っていく。


DSCの近くには冥王星と金星。

金星も1/9に新金星という生まれ変わりの時間を迎えます。

自らを縛っていた自分だと思い込んでいる在り方を変容させ、

ほんとうに心地良い世界を生きる決心をする。。。



さて、いろんな言葉を書き連ねてきましたが、私は具体的に何をするのか?

ほんの些細なことですが、目の前のことを一つ一つ着実にこなしていくこと。

ジャッジは抜きでね。そして得られた達成感をちゃんと感じること、受け取ること。

ポジティブで穏やかな良い状態を少しでも長く保ち続けること、それを積み重ねること...

あ、またいっぱい書いてる。欲張らず、細々とでも、今を生きる。それができてれば良い。

以上!

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

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