2021冬至図を読む
2021年の冬至は一つの大きな節目になる、とあちこちで言われていますが、今を生きている私たちにとっては一瞬一瞬がとても大切な時間。
それに気づくために過去に戻ったり未来を読んだりしてるけど、いまこの瞬間は自分自身で感じることしかできないもの。
冬至とは、土壌を育てる時間であり、希望の種を蒔くとき。
太陽は3ハウス、新たな学びやコミュニケーションを始めると、きっと芽を出す。
立派な花を咲かせるためには、焦らずゆっくり基盤を整備することが大切だ。
アセンダント天秤座、風サイン。
チャートルーラーは金星。折しも金星は逆行中。その星読みはまた別のところで。
しかし、冥王星とコンジャンクションしているところは見逃せない。
冬至を境に、自分自身の在り方の変容を大きく迫られるのだ。
私は誰なのか?私の居場所はどこなのか?私はどこへ向かっていくのか?
今すぐ焦って決めることでもないのだけれど、
カルミネートした月は今の自分の在り方をはっきりと映し出す。
それをどう捉えるのか?それは私の望む姿なのか?
はっきりとした姿、だけれど鏡に映った者は実体ではない。
鏡に映った私を、私自身がどのようにいてどのように感じるのか。
太陽は3ハウス、学びの最中だ。
遠くに思い描く理想や過去の自分ではない、今ここで何を感じ、何を選択するのか。
学びと選択を繰り返しながら、私を変容させていく。
冬至は太陽の一年の、終わりの四半期の始まり。
終わりでもあり始まりでもあり、この4分の3半期の実りや収穫を回収し実感する時間。
何度も何度もこの季節を繰り返してきたけれど、
ほんとうに育むということができなかった私。
それも認めて、それも含めて、ようやくどうしたいのかわかってきた。
ほんとうに、それに向き合うとき。
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