11/11水瓶座上弦の月
「11」水瓶座的な数。それが2つ並ぶ日の下弦の月。
今年は水瓶座満月が2回もあったり、
さすが「風の時代」の立役者、
いくつものコンステレーションを用意しています。
太陽は天底に近づく4ハウス。
深く潜るのが蠍座の季節、
魂は変容を切望しています。
水星は火星を追い越したところで、
まもなく再び太陽を追い抜いていきます。
蠍座にあるのは個人天体における男性性を象徴するものたちです。
新月の時の太陽に続き、水星と火星も牡牛座天王星オポジションの洗礼を受けてラディカルに変容していきます。
対して水瓶座の月の両端に座すのは土星と木星。
蠍座が対象とどれだけ深く関わるかを表すならば、
水瓶座はいかに自由に独立して生きるか。
月が現す無意識や大衆の欲求は、
そのような自由な世界ですがしかし、
そう言われている物事の実際はどうだろうか?
皆が同じ方向を向くことは果たして自由だろうか?
なんの深いつながりもない自立や独立なんてものが存在するのだろうか?
7ハウス=人との関わりにおける自由と独立すなわち対等なあり方は、
4ハウスつまり人々のつながりにおいて共有される目的意識や、それに基づく協力関係があってこそ。
人と関わっていきながらも、打算や執着を超えた自由で対等な在り方を模索し続けること。
人と関わる中でも自分自身のほんとうの喜びを見つけることができる。
他者と比べなくても、自分の個性や自由を実感できる。
そんな変化や癒しが起こってきそうな配置です。
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