10/29獅子座下弦の月

下弦の月は5.37°、これを5度=獅子座的度数と読むか、数え度数だから6度と読むかは読み手次第。
天体が示すものが「本質であり目指す方向性」というのであれば、度数もまたそのような二重の意味を表しそうだ。ざっくり言えば度数そのものが「出やすい現れ方」ならばプラス1度は「こんな可能性もあるよ」というような。
どっちがいいとかないけれど、どんな現れもその人にとって必要で必然なもの。
だけど最近はがんばりすぎることにちょっと疲れているのです。
5°は獅子座的度数。サビアンは「絶壁の端にある岩」。わー頑固そう…ちなみに蠍座5°も「大きな岩場の海岸」。またがんばらなきゃな感じが出てしまうから、ここは6°のあり方を目指したい。
柔軟宮の乙女座的度数で、現実を受け入れ適応できる自分に変化していく。

太陽:蠍座6°「ゴールドラッシュ」
月:獅子座6°「時代遅れの女と最先端の少女」

蠍座の岩の中には金が入っていた?!
水星がライジングしてるから、そんな魔法のようなエピソードがあってもいい。
月と太陽のパワーが同等になるのが上弦と下弦の月だけれど、拮抗するのも90°という角度です。

月の向かい側には水瓶座8°の土星。
自由の基盤には責任があり、平等であるためにまずは自分という個を認めねばならない。
太陽の強い意志が、バランスを取る。

6°はしかし、「環境との結びつきの度数」です。
ホロスコープで「環境」を表すのは4ハウス。
下弦の月チャートの4ハウスには冥王星・土星・木星が入ってる。
この4ハウス含む1、4、7、10ハウスはアンギュラーハウスと呼ばれ、物事が始まるハッキリした胎動を感じるような場所。
アンギュラーハウスかつ不動サイン全てに天体が入っていて、物事が始まって固定されるような、なかなかにハードなものを感じます。
ほんとうのはじまりはきっと蠍座新月だから、
そこから始める覚悟は決まっているのか?
問いかけられるような時間です。
何かを手にするためには手放さなきゃいけないものもある。
自分の中の光と闇、最先端なものと時代遅れなものがハッキリと見えてくるのかもしれません。

手放すのが難しいと感じるかもしれません。
私もそんなものをいっぱい握りしめています。
そんな手放せないものたち、もう一回思いっきりぎゅっと握りしめて、パッと手を開いてみたら、自然とあるべき場所に流れていくのかもしれない。
ふとそんなことを思いました。
それでも手の中に残っている小さな砂粒のようなものがあったなら、それはキラキラ輝く砂金だったりするかもしれません。
その小さなもののためにとっていた大きなスペースに、新鮮な空気を入れよう。

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

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