7/2 牡羊座の下弦の月
下弦の月は天頂にあり、火星と土星のオポジションを調停しています。火星はアクション・行動、土星は形にすることですが、反対のサイン同士、行動がなかなか形に結びつかないというジレンマがあるかもしれません。
調停する月は牡羊座、自分自身の意図が行動し続けるための燃料ですが、形にすることへの拘りは捨てる必要がありそうです。今はタイミングではないという、それだけのこと。
太陽は12ハウス、だからこそ、自分の内面の確認のために出来事が起きているということに気づくべき時。外側は変わっていないようでいて、自分の捉え方や意図は、実は絶えず変化していることに意識的であらねばならない。
心地よさと違和感が同居しているのが人の心。違和感にもう少し敏感になって、心地良い方を選ぶことに意識的でありたい。
(7/2追記)
牡羊座に月が移動した影響か(それまでの反動か)、
自分の内側でいろんなことが動いて、
昨日は急に自ら動きたい気持ちが強くなった。
今年の牡羊座下弦の月は、夏至から数えて11日目の雑節「半夏生」と重なる。
下弦の月のサビアンシンボル
太陽:蟹座11°「しかめっつらをするピエロ」
月:牡羊座11°「国の支配者」
11°は「テンションの高い実験性」という度数。
MCは月のある牡羊座のピークである15度。
暦の上では田植えがひと段落して少しお休みする時間。《物忌み》だとかで頑張って仕事しすぎないことが大事だとか、《夏越の大祓》もこの時期のものです。
暦を見てくと、休まなきゃいけない時期というのはいっぱいあるのに、現代人はそれを無視して働きすぎてるんじゃないかな〜という印象がますます濃くなります。
違和感を内側に留めないで表現しつつ、
心地よい環境を作るために立ち上がる、
そんな下弦の月のサビアンシンボルです。
アセンダントのサビアンシンボルは蟹座27°「渓谷での嵐」。
外に目を向け、自分の心がざわめくほうへ流されていく。
太陽は12ハウス、心地良さと違和感(1ハウスの金星と火星)の間で自らの在り方を問い続ける。
その精神性をどのように育むのか、そのためにはどんな理想を具体的に描くのか?
想いと行動とのバランスを確かめる時間。
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