月の性格図を読む

上記のブログを読んでからとても気になっている性格図。まずはやっぱり月からはじめよう。
9つの天体全部読んでみたい、読めるかな?
私の月の「性格図」です。どういうものかというと、ネイタルチャートの月の位置に太陽が来た時のチャート。これで私の月、つまり内面がどういうものに強く反応するのか、安心感を何に求めるのかがもっと詳細に予測できます。
読み方としては月を一つの人格として読んでいくイメージなので通常とそんなに変わりませんが、あくまでネイタルチャートの補足。
チャートルーラーは乙女座の水星。いきなり、アセンダントに火星がコンジャンクション...しかもこの火星はネイタル金星とぴったりコンジャンクションです。
さらにさらに、火星ー金星ーカイロンのグランドトライン。カイロンは一説には乙女座のルーラーです。そこにカイロンとオポジションの水星も加わってカイトになっている...やっぱり月が強めなんだな、私のチャート。
あらためて月とは。。
感情や無意識(性格の土台)
ネイタルチャートでは、蠍座の天王星に常に刺激され、蟹座の火星からも影響を受け、金星からはもっといろんな感情を味わいたいという要求を受け取り、安心どころじゃないジェットコースターのような感情の波を味わうことに...そもそも射手座は外に飛び出したい。私自身は物心ついた時から抑圧が大きかったのですが、射手座の月を持っている姪っ子が矢のように飛び回る姿を見ていたので、あぁこういう感じが本来なのかなぁと思ったり。
月の性格図では2-3-4ハウスに天体が集中。ネイタルチャートの3-4ハウスには天体がないけれど、時々無性に引きこもりたくなったり、ノマド的な生活が合っているのだろうに地元に戻ってきてしまうのは、月の安心感が満たされていないせい?そんな時は月に引っ張られているのかもしれません。

月と土星が1度違いでコンジャンクション、サビアンは月が「逮捕された二人の男」で土星が「隠れている泥棒集団」、そしてチャートルーラーである水星のサビアンは「職務放棄兵士」です。どれだけ逃げたいんだ私の月は...
水星は、火星のサビアンが示す競争から逸脱して、月の信念を貫こうとする姿を表しています。常に不安を感じていたのは月の中の火星が違和感を察知していたから。
安心感の基盤を示すICは「住居を移動するペリカン」。安心を求めて彷徨う感じか...現状に落ち着くことを目的にしちゃいけない。未来を見据えて、環境ごと常に新しいものを求めていくこと。
山羊座の金星は社会的な自分との切り替えを必要としていて、心の欲求を叶えることを望んでいます。ほんとうの自分として過ごす時間をつくること。

MCは「大きな古典書物」です。射手座っぽいですが反対側の双子座のサビアンなので、古い知恵を現代に活かすことが目的です。水星の支配するサインでもあるので、知識だけでなく実体験に落とし込み役立てることがテーマになってきます。
占星術学びたかったのは月の欲求、でもパッケージは重々しくしたくなかったので「星読み」という言葉でやってます。

ネイタルの太陽は10ハウスなのに対して、月の性格図の10ハウスには天体も感受点もありません。ドラゴンヘッド蟹座も11ハウスです。ちなみに太陽星座でもある獅子座にも天体なし。
月の性格図が表していることは、社会で活躍することが太陽の目的意識だけど、心や体という土台をしっかりさせないともたないという訴え。

今までは、社会で活躍することが生きている目的なのだと、いつの間にか自分の時間を全部、社会活動にあててしまっていました。
でもそれじゃぁ枯渇するわけですよね。この一年はもうとことん引きこもっていました(当社比)。自分史上いちばん自分の心に耳を傾けてましたが、まだまだな気もします。あとどのくらいで補填できるんだろう?
射手座的な場所、9ハウスにあるカイロンは「雲をつくり運び去る風」...自分の感性を信じること、自分の人生を信頼して進むことが、チャートルーラー水星とともに自分の軸となり得ます。
内側を充実できてきたなら再び外へ向けて歩き出して行こう。あくまでも月は自分自身で守るもの。
そしてこれからはオンオフをしっかり切り替えるように心がけよう。

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で少しずつ見えてきたことをシェアしています。 ホロスコープを読み解き、誰もが心の中に持っている”太陽”を照らし出すお手伝いもしています。 太陽のように自分らしく輝いて人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ »~太陽のアトリエ、という名前にはそんな想いが込められています。

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