3/4火星が双子座へ

約2年のサイクルでホロスコープを1周する火星
が、2ヶ月の牡牛座滞在を経て双子座へ。

牡牛座の支配星は金星。男性性を象徴する火星は女性性を象徴する金星のホームでは、本来の行動力を発揮しづらくなると言われますが、本当のところどうだったのでしょう?
今年は特に、行き場を失ったかにも思える火星の推進力...でもその力を、牡牛座にある天王星のパワーも借りて、自己価値の改革や育て直しに充てることが必要だったように思います。
1月上旬に火星が牡牛座に移ってからは特に、火の力が弱まっていました。太陽も水瓶座ではデトリメント(障害)と言われる位置で、魂本来の情熱が、知性によって抑え込まれる感じでもありました。

けど「風の時代」になったと言われてもすぐにはピンとこない。結局のところは信じられるのって、自分自身の肉体や感覚なんだと、つくづく思い知らされています。

双子座は「不足」の観点から知識やコミュニケーションを求めるスタンスですが、ほんとうに足りていないのか、あるはずのものを見逃していないか、実はもう持ちきれないのではないか、あるものを循環させるべきではないのか...そんなことを火星牡牛座期にチェックするべきだったのかと思います。
イングレスのチャートルーラーは月。牡牛座の向かいの蠍座にあります。5ハウスは自己のアイデンティティを表現する場所ですが、周りに求められる自分を演じていたのではないだろうか。そこから自由になりたいなら今がその時。
自分を解き放ってもっと大きな自分になるための双子座火星期のようです。
自分を外に開け放つことは、今の私にとってはすごく怖いことです。なんでだろう?いつから怖くなったのだろう?その確認作業をしていたのがここ1ヶ月のようでした。
自分の価値で足りないものがあるならば、積極的に外の知性を求めていい。謙虚に受け入れること。
それができていた時もあったはずなのに、今はなぜできないんだろう?
過去は過去だし、今は今でこの時しかない。結局はその言葉に行き着くのだけれど、何かやっぱり同じところをぐるぐるしている。
目の前の状況が傍目には変わっていたとしても、思考が変わらなければまた同じパターンがやってくる。それもどこかで見聞きした言葉だ...
まぁとにかく、繰り返してしまっているということだ。
火星は元来、牡羊座と蠍座の支配星とされていました。冥王星が見つかって、蠍座の支配星は冥王星に。
昨年末あたりは時代が変わるグレートコンジャンクションにばかり焦点が行きがちでしたが、何気に火星と冥王星スクエアも同時に起きていたんです。
牡羊座火星の個人の自我と、山羊座冥王星の巨大化した社会との葛藤。個人の意識では、もう闘いのような在り方をやめにしたいと思っていても、なんとか今の社会を維持したいという力も働いている。
より大きなものに属している方が安心だと思いこんでいたのが地の時代。風の時代って言われてもそう簡単に全体の考え方は変わらない。社会も新陳代謝が必要なこともどこかでわかっていながらも、もどかしい想いに絡め取られます。
ひとり一人の意識を変えればいい、なのについ大きな社会の方を見てしまうのです。
でも、恐れていたことが現実に起きた時ほど乗り越えるチャンス。ということが少しずつわかりかけています。怖いけど、歩き続けるしかない。起きちゃったものはもう、手放していくしかないのだ。
空いたスペースに新しい自分の種を少しずつ植えていこう。

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

0コメント

  • 1000 / 1000