魚座上弦の月 2020.11.22.
この日の夜明け前、5:33に太陽が射手座入りし、
お昼過ぎに上弦の月となります。
射手座に入った瞬間の太陽は1ハウス、自分自身のハウスにいるのですが、
上弦の月のこの時は再び、蠍座新月と同じ8ハウスに「隠れて」しまいます。
月はそれよりももっと奥深く、12ハウスに。
サインを変えたばかりの星がもう一つ。蠍座の金星です。
前のサイン天秤座こそが金星のホームなのですが、
対人関係からこんどは内側の自分自身とのパートナーシップを深めていく時期に。
11/22は「いい夫婦の日」で、こんなところでもシンクロ。
形式的な夫婦ということでなくて、
一人ひとりの内なる男性性と女性性のあり方やバランスを見直すこと。
ホロスコープで言えば太陽と月、火星と金星ですね。
金星は月と120°の調和の角度でつながり、
少し先にある水星も魚座の海王星とつながって、
蠍座の潜在意識と魚座の集合的無意識という
水面下で起きていた大きな変容の流れを表しているようです。
太陽はまるで海底火山が噴火したかのように
その流れから飛び出して、火のサイン射手座へ。
ここから数日はノーアスペクト、魂の孤独を感じるようなこともあるかもしれませんが、
射手座は楽観的で自由な星、身軽さのほうが上回りサクサク動けることでしょう。
でも社会はまだ新たな魂を受け容れる準備が整っていないかもしれません。
だからこそ、自分自身の女性性で受容することが必要です。
疲れたら休むこと、ほっとできる時間を持つことが、内なるパートナーシップのバランスをとることにつながります。
そうして内側がきちんと満たされていくことで、
満月に理想の姿を映し出すことができるのでしょう。
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