読書ノート『ウニヒピリのおしゃべり』
でも、身体を温めたりデトックスに半身浴がいいって言うし、できれば効果があるように長時間入りたい。あぁそれにしても手持ち無沙汰。
ということで、いつの頃からか長く入りたい時はお風呂に本を持ち込むことに。
借りた本では、やりません。
表紙が濡れてしわしわになっても隠せるように、カバーをはずしておきます。
ちょっとずつでも読みやすい章立てになっているエッセイもいいですが、
時間を気にせずがっつり浸かりたい時は小説もいけます。
蠍座シーズンが近づいてきたある日のお風呂読書に、
手が伸びたのは『ウニヒピリのおしゃべり』。
蠍座=潜在意識=ウニヒピリ。ですね。
頭の中がグチャグチャなときは、潜在意識の声が届きにくく、
インスピレーションも湧きにくい。
星読みをはじめて幾分か整理できたような気はしていたけど、
自分の内側はきっとまだがんじがらめの状態だろうなぁと。
よしもとばななさんと平良アイリーンさんのやりとり、
天秤座っぽい軽い空気感が好きです。
それでいて深いところに潜り込んでいくのも。
それこそ、調和が取れているからこのような空気感を作り出せるのですね。
久しぶりに読み返してみて、そういう時はやっぱり必要な言葉が書かれているものです。
前に読んだときとはまったく違う印象でもあり、新鮮にも感じるけれど、
「クリーニング」が止まっていたなぁと、ちょっとまた意識してみようと思いました。
星読みとの関連性を意識するようになったことも、変化のひとつ。
ホ・オポノポノで出てくる「ブループリント」ということばは、
星読みにおける「ネイタル・ホロスコープ」に描かれる本来のわたし。
ただその地図上にいろんなことが上書きされていって、
容易に見えたり感じたりできなくなってしまっているのが現状。
星読みも、ホ・オポノポノも本来の自分に出会うためのツールで、
そういうツールはきっとほかにもたくさんあって、
それぞれの人がそれぞれに合ったものを選んでいる。
自分でもできることだけど、難しいのが自分の星読み...
それはさまざまな記憶や感情をベッタリとその上に書き込んでしまっているから。
だから、星読みのあたらしい視点を学び続けることやホ・オポノポノや心理学など他の視点も取り入れながら少しずつ、本来のホロスコープに近づいていく。
最初、ホ・オポノポノの「クリーニング」は、文字通りいろんなことを忘れそうで怖くてすぐに受け入れられませんでした。でもそれすらもひたすら「クリーニング」、少しずつやってみると、いらないものまで手放せない自分に気づきます。
最近話題になっている、星読みにおける「月の欠損」説こそが、クリーニングすべき対象なのかもしれません。月は過去や記憶であり鏡像。ほんらいの自分ではないから手放すもの。
ホ・オポノポノではまた、「バランス」ということばも出てきます。「ポノ」=バランス。人は生まれてきたことだけで完璧なのに、感情や記憶にがんじがらめになって、本来のバランスを失ってしまう。本来持っているものなのに、余計に持とうとしてしまったり、必要だったり足りないのにいらないって言って避けてしまっているもの。
自分自身との対話を重ねながら、時にホロスコープと見比べてチェックしてみるのもいい。
牡羊座満月のころに気になっていた「火星」テーマをきっかけに出会ったnicoPLa.netさんのサイトでは、ホ・オポノポノと心理占星術について星々との対応まで「セルフヘルプ」の観点から述べられています。
こちらも参考にしつつ、「星読み×ホ・オポノポノ」実践していこうと思います。
0コメント