水瓶座上弦の月 2020.10.23.

同じ日の朝7.53に太陽が蠍座入り。

この時のチャートの蠍座0°と12ハウスの境界線がぴったり重なり、深い深い蠍座の世界に思いっきりダイブしていくようなイメージを受けました。


そんな深い深い旅の始まりの上弦の月。

月はおよそ1ヶ月ごとに地球の周り、つまりホロスコープを1周し、様々な感情や想い、時にはゆらぎや浮き沈みを体験します。私たちの感情が揺れ動くのも、月の動きに連動しているからとも言われます。

できれば浮き沈みや揺れは最小限に、なめらかな、でも右上がりの曲線を描いていけたら、と思っても、近くで見るとその線自体、細かくでこぼこしてるものなのかもしれません。

ディック・ブルーナの描いた「うさこちゃん(ミッフィー)」が
よく見るとでこぼことした質感のある線で描かれているように、
揺らぎのある人生には人の手で描いたあたたかみのようなものが感じられるのかもしれません。

英語のMの小文字mが二つ重なったような水瓶座のサインも、波立つ水面を表しています。あるいは、現代のネットワークなどを象徴する「電波」という解釈もされています。

電話やインターネットによって、物理的に会えなくても感情や気持ちが電波によって伝わっていく。揺れ動く水も、水瓶に入れることによって持ち運び手渡すことができる。伝えることが風サインの役割です。


サビアンシンボルは

太陽:蠍座1°「観光バス」圧縮された場で感情を共有する体験
月:水瓶座1° 「古いレンガ造りの伝道所 」グローバルな視野で理念を打ち出す

さそり座が自分の内側という密度の濃い世界なのに対し、水瓶座の世界は堅牢でありながら開かれた空間ですが、なんとなく、荒涼としたイメージも感じてしまいます。サインの進み方としては風→水の順番、乾ききった大地に風が吹き恵の雨が降る。世界や人の心が求めている流れです。

時代を司る木星と土星のグレートコンジャンクションが水瓶座で起こることが、風の時代へのシフトとされていますが、月つまり私たちの心はすでに何度も水瓶座の世界というものを体験しているのだと思います。それは自分の心の中でひっそりと起こる革命。

蠍座の世界はまた変容を表します。自らの変容と社会の革命のつながりが見えてくる、そんな上弦の月なのではないかと思います。

激動の社会の中でも心はすでに水瓶座の世界というアジール(避難所)を見つけています。深い潜在意識の海を泳ぎながら、仲間や同志の待つその場所に向かって進んで行くという道しるべのようです。


Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

0コメント

  • 1000 / 1000