2020.9.2. うお座満月の星読み
二度目の蟹座新月以降、新月が満ちて満月という流れが掴みづらい気がしています。それは「一般的な」解釈がもうできないということなのかもしれません。
自分自身がどうありたいか、ということを明確にして、それぞれがどんなテーマで進んでいきたいかを選んでいくということなのだろうと思います。
それがなんなくできていればあえて星を読んだりしなくてもいいのかもしれないけれど、こんな時代だからこそ、ゆっくり夜空を眺めるように自分の内面を見てみる時間があっていいのかもしれません。
満月のサビアンシンボル
月:魚座11°「光を探している男たち」
太陽:乙女座11°「母親の期待の鋳型にはまる少年」
水瓶座の満月では葛藤の位置にあったよう太陽と天王星は、ここでは満月に対してぴったりと調停の角度を取っています。一方で蟹座の金星と山羊座の土星・冥王星のオポジションに火星がTスクエアを組んでいます。
Tスクエアはこれまでだったら避けたい葛藤ですが、調停を選びたくても天王星のテーマは革命ですし、選んだとしても逆行中。
画像はちょうど満月になる時間の図ですが、物理的に空の月は見えない配置です。個人として取り組むべきは月ではなく太陽のテーマかもしれませんが、サビアンシンボルを見ると、ちょっとムムッと感じます。月も母親を表しますが、「光を探している男たち」は「母親の期待」からその行動をしているのでしょうか?そうではないはずです。
光は自分自身の内側にあります。
社会が元に戻るようにと願いつつも、実は家でのんびりできることのなんと素晴らしいかに気づいてしまった。地球環境のためにも、これまでの大量消費のから調和を意識した暮らしへシフトするために取るべき行動を選択していく。社会の在り方と暮らしとは互いを反映し合うものですが、一人ひとりの行動は選択して行ける。Tスクエアを超えていくことの決意も、魚座満月チャートのテーマのようです。
0コメント