2023春分は混沌からはじまる…火星は蟹座へ

春分は牡羊座の季節の雰囲気であり、一年の空気でもある。
そして一年の空気は春分・夏至・秋分・冬至という四季で彩られる。
もっとグラデーションをつけていくなら1ヶ月ごとの太陽イングレスを読んでみることだ。
でもきれいなグラデーションにすることはなかなか難しい。
そうかといって細々と何度も読み返してたら、絵の具はぐちゃぐちゃに混ざってしまって、カオスにしかならない。

ふと読み始めたこの絵本が、魚座30度のサビアンシンボル「巨大な石の顔」みたいだと思った。
…シュールなたまご。
そして、魚座/12ハウスと牡羊座/1ハウスに天体が集中してる春分図も、そんなイメージ。
もやっとすると「きみ が ずれる」
っていう表現が出てくるんだけど、
それって魂=太陽の意図がズレるみたいな?
黄身と白身って、黄道(太陽の道)と白道(月の通り道)じゃん。
めっちゃ真理を突いた絵本です。

ある日長い眠りから目覚めたたまご。
眠っていたのかどうか、自分が何者かもわからないけど、いつのまにか存在していた。
そこに肯定も否定もないが、自分が何者かは、他者の存在がなければ確かめられない。
他のたまごたちが目覚める気配はない。
近くにあったマシュマロと初めて言葉を交わし、
キッチンを抜け出して、さまざまな「他者」と出会う…ここ、3ハウスの火星っぽい。

そこからまぁいろんなことがあったりなかったりなんだけど『たまごのはなし』に人間は出てこない。
およそ意識や思考など持っていないだろう(と人間が思い込んでいる)ものたちばかりが登場する。
でもだからこそのリアリティーもある。
人間だからって、こちらが想像するようには本人は考えていないかもしれないから。

だから国語の授業は好きじゃなかったんだな…

たまごのはなしに「また」はあるのか、終わりまで魚座12ハウスっぽい絵本。
同じ作者の『いちじくのはなし』が気になって仕方ない。

と、ひさしぶりに絵本の世界にとっぷりと浸かって、それはなんだか蟹座火星っぽいなと思ったのだ。
そういえばまもなく火星が蟹座に入るのだ。

いろいろなサイクルのことを考え出すとまたカオスになってくる。
果たしてその通りで、火星サイクル手帳のワークショップに参加したら、また頭の中がぐるぐるしだした。
テンション下げてる場合じゃないのは頭ではわかってる。
けど気持ちがみるみる下がってくるのもわかる…
や、誰でもない私の、自分心の動きがわかることが大切なのだ。
それを否定しないことも。

ワークショップで「楽しく泳ぎ切る」というキーワードが出てきたんだけど、私は泳ぐのは苦手だ。
感情にも溺れがち。
ただの比喩なのに、どうしよう、楽しくないしまじで嫌だって気持ちが湧いてきて、太陽のテンションもめちゃくちゃ下がってくる…
これは私に合った表現ではないんだな。
どうやって上げようか??

と、ふと、B’zの『スイマーよ!』を思い出した。
小学生の時から好きだったんだけど、最近なぜかまたよく聴いてる。
なんと土星回帰を迎えたばかりの稲葉さんの、ネイタル金星は私のネイタル水星とコンジャンクションなのです。
だから歌詞が響くんだろうな。
今になってわかることもたくさんあるし、星読みと連動させるとめちゃくちゃおもしろい。

そして、火星イングレスチャートを出してみたら…
来たー!稲葉さんの金星と私の水星が、MCにまさにコンジャンクション!!
『スイマーよ!!』は2023蟹座火星期の応援歌だわ。これを励みに泳ぎ切るしかない…

それでもって物理的にはやっぱり泳げないから、
反対側の山羊座的な登山で補おうと思う。
それぞれがそれぞれのやり方で、自分らしく楽しく進んでいけばいいのだ。

『スイマーよ!!』(2001ver.)
でもね 誰か言っていたけど
なんでも気の持ちようじゃないの
食欲なさそうな顔で
ストロー噛むなら僕のを噛んで


街ゆく恋人や外人を
気の済むまでうらやんだら


感情の波をクロールで横切ってゆこう
永遠の河をゆくスイマーよ!
堂々としてるフォーム
なんかたぶんそんな感じで
きらめきを見逃さないように


っていうか 何も始まっていない
だから まだ何も終わっていない
夕闇に飲み込まれそうな
我が身にうっとりしてるだけ


無理矢理でもいい ここはひとつ
「どうもありがとう」って叫んだら


純情の海をクロールで横切ってゆこう
僕らは悩み多きスイマーだ
かいて強くかいて歓びにタッチすれば
明日も捨てたもんじゃないだろう


沈んでゆくのも平和に浮かんでるのも
泡のように弾け飛ぶのもいい
迷いを吸い込み自信を吐き出して
これからどこまでゆこう


無心に進め
完全に自由な世界


少々のことで 見えないくらい小さなことで
流れを掴みそこねるスイマーよ
ぼうっとしてるうちに
にごらせちゃった水の中
しっかりと目を凝らしていこう


終わることのない悲しみを歓びに
すべての失敗を成功に
あふれこぼれる嘆きをうたごえに
魔法じゃない じゃないけどできるよ

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

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