2023春分の星読み
[1/26にアップしたものに、後日追記してます]
魚座の季節と似た配置で牡羊座1ハウスではあるけれど、
切り替わり感のある春分チャート。
...て本当?季節はゆっくり巡っていくもので、太陽は普遍的な天体であるから、季節図を読んでいても実感するのは少し先のことなのだ。
だけど、今が冬至のすぐ後だからか、春が近づいているチャートを読んでいて、希望が湧いてくるのは確か。
太陽が牡羊座0°に還ってくる春分図は、そこから一年の風景を表しているとも言われる。
体感は穏やかな変化だとしても、意識としては終わりと始まりの切り替えであるということを、個々が意図することが大切だということ。
そしてまもなく、冥王星も水瓶座へ...
変容の空気はじわじわと世界に広がっていくんだけど、変化というのは外からやってくるように見えて、実は潜在的にあった何かが外に出てくるということなのかもしれない。
だから、そんな時こそ自分の内側に集中していたい。
あるいはいつも以上に淡々と日常をこなしてみる。
そこに自分の価値を見出しながら、その価値をもった自分で外と関わっていく。
そうしたら、変化が来てもブレずに意図する方向へ、進むことができるのだ。
春分は、ここから一年のテーマの概観。
今年も始まりと終わりが肝心だ。
もちろん全体がつながってもいて、各自それぞれの山場があるんだけど、それにしても春分点あたりにぎゅぎゅっと詰まっているから、このスタート地点は誰にとっても重要なのだろうなと思わせる。
ただしみんなが同じ場所にいるんではないということ。
各自が自分のタイミングを図りながら、好きな場所から好きな方法で始めていく。
そこに競争なんかも生まれなければ、孤独に感じられるスタートかもしれない。
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とここまでを、冬至のすぐ後に書きかけていて止まっていた...
そもそも春分から四季図を読むタイミングはいつがいいんだろう?と気になって、心理占星術講座の時に質問をしてみた。
すると「冬至の時」という一つの答えがかえってきて、あータイミングを逃した...となっていたけど、結局は自分のタイミング。
それよりも「テーマ」が大事だってこと。
何を軸にして読むのか?
それは相変わらずぼんやりしているんだけど、あえて言うならば「魂の成長」。
いや、わからなすぎるか...笑。
でもふとそんな言葉が浮かんだ水瓶座の季節。
魂つまり太陽は常に成長し続けている。
その光を弱めているのは自分だったり社会だったり、魂じゃない外側の要因。
水瓶座は太陽の位置としてはデトリメント(障害)と言われることもあるけど、
サインもハウスも然り太陽がどこにあろうと成長するという目的を持って地上に現れる。
そうそう、2022冬至が種蒔きだったとしたら、春分は発芽の時間。
天体は12ハウスと1ハウスに凝縮され、その芽は小さいけれどとてつもないエネルギーを秘めている。
そのための土壌は準備してきたはずなのだから、どんな花を咲かせたいのか、どんな風に実を結びたいのか、もっと具体的に思い描いていく。
芽生えたものたちの勢いは強く、ぐんぐん伸びていく。
と同時に、本当に成長させたいものだけを見極めて「間引き」のような作業も必要になってくるだろう。
私の魂の成長に本当に必要なことは何か?
そのために大切にしたい価値はなんだろう?
そうそう、多様性のある庭を作りたいけれど、
一本の大きな木のような、拠り所となるような、
成長の軸や目印になる存在を育てていきたいと思うのだ。
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ひとまず春分の星読みができた!
春らしいまだ混沌とした、でも勢いのある風景が私の中で立ち上がってくる。
それを文章にできているかは別として...
春分図はここから一年の概観であり、春という序章のシナリオであり、牡羊座の季節の風景でもある。
「小宇宙は大宇宙なり」
心の壁を取り払っていったら、このフラクタル構造をもっと鮮明に感じることができるのだろう。
そこに鮮やかな色をつけれたらいいなぁとふと思う。
今この時はすぐ目の前に鮮やかな色を見出そう。
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