ちょっと気になる金星の動き①〜天秤座イングレスから、キロンとオのポジション

しまい込んだお手てがかわいいネコさん。
寒いから?
天秤座新月前にふと気になった金星の動き…
太陽を追いかけるかたちで金星も天秤座入りする。
天秤座は金星のホームのひとつ。
実際の金星は地球よりずいぶん先に進んでて太陽の向こう側を通過していくんだけど、それが天秤座方向なのだってこと。

アセンダント天秤座の私は金星がチャートルーラーになるんだけど、太陽獅子座しかり、金星に苦手感…そんなこと言ってるから星を使いこなせないわけですが、それを知る必要があって星読みに導かれたのだろうというのもまたあり得ることで。
金星の天秤座帰還チャート、アセンダントは魚座。
魚座で金星はエグザルテーションになるから、
なんかハイテンションな凱旋というイメージ。
光が強くなれば闇も濃くなる…そんな言葉が浮かぶ。
世間はポジティブなほうに光を当てようとするけど、それと比較してしまうと、満たされない個人の闇を一層浮き彫りにする。
仕事先の忙しさが増す一方で、疲れが出てきてるってだけかな笑。

でも、そんな時こそ闇のほうにも目を向けて行かなくちゃ。

ちょうどこのタイミングで、月と天王星もオポジション、そこに90°で土星が関わってくる。
蠍座の月は、金星のもうひとつのホームである牡牛座の天王星と向かい合う。
蠍座はまさに闇を象徴するサインであり、牡牛座は自分の持てる能力をそのまま見つめるサイン。
光も闇も俯瞰する土星の水瓶座は双子座の火星とつながり、善も悪も両方をしっかり見つめることを諭している。
ないと思っているものがあることにも、あることが当たり前と思っていたものを手放さなきゃいけないことにも。
ジャッジすることや思考することだけじゃなく、行動することで、新しい自分の基盤が創られていく。

その流れは天秤座に金星がある期間に続いていくものとして、それからすぐの木星とのオポジション。
正確には水星と海王星が巻き込まれてるわけだけど、このオポジションに寄せてグランドクロスが出来上がる。
柔軟宮のグランドクロス。
何かあるとしたら一時的なことで、それに対処しようとすると絶えず動き続けなければいけない。
そんな自転車操業みたいなことを止めること…
私も大概それをやりがちなのだ。
不安から行動するのをやめること。
そうして見てしまう心理学系の記事でも、
最近この「やめる」っていうワードが目に入る。

大きな気づきを得たとして、それについて際限なく追求してったり固執するのではなく、不要だと思ったら潔く手放す。
そんな姿勢が必要だよと教えてくれてるような。

そして満月からほどなくして、キロンと金星とのオポジションがやってくる。

満月チャートでは天秤座がアセンダントだったけど、ここでは蟹座。

天秤座の金星と太陽が4ハウスへ。

入れ替わるように、チャートルーラーは月になる。

その月は、冥王星とタイトめなスクエア。


満月と太陽は17°という、新しい(真逆の)価値観を受け入れつつ前進し始める度数にあったけれど、金星とキロンはまだ15°という、そのサイン真っ盛りの度数。

魂の奥底あるいは頭ではわかっていても、持って生まれた価値観や持たされたトラウマがまだそれを認められていない。

ましてキロンは逆行中。

金星がすぐにその価値観を上塗りできたとしても、傷の部分までしっかり補修しておかないと、新しい私は確立できない。


とはいえ、欠けたままでもいいんじゃないか。

立ち止まって直してもいいけど、進みながらでもいいのかもしれない。

月のサビアンは、牡羊座26°「持ちきれないほどの贈り物を所有する男」。

傷や欠けた部分じゃなく、元々あった良い部分や素質を活かしながら進める方法があるはずだ。

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で少しずつ見えてきたことをシェアしています。 ホロスコープを読み解き、誰もが心の中に持っている”太陽”を照らし出すお手伝いもしています。 太陽のように自分らしく輝いて人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ »~太陽のアトリエ、という名前にはそんな想いが込められています。

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