天王星の逆行 2022/8/24〜2023/1/22

あ、まだ逆行始まってなかったんだ!と思った天王星は、太陽が乙女座に入る翌日から逆行開始。
ここから社会天体以降すべて逆行。
ざっくり、どうとらえるか?
前進したくとも社会がそうさせてくれない、とネガティブに思うのか、
周りを気にせず淡々と粛々と自分を生きるのか。
…後者の力を身につけたいな。

天王星は、先日のキロン逆行開始チャートと同じく12ハウスに。
ただし火星が双子座に抜けてライジング、天王星/DHの入っている牡牛座はインターセプト。
ガシガシ変革しようと思っても、目に見える結果を求めるのではない。
とにかく自分の奥深くへ分け入って行き、内側で粛々と変革していくのだ。

天王星は、IC/獅子座金星とMC/水瓶座土星とTスクエア。
逆説的だけど、社会の中でも居心地良く過ごしながら、個人の自由や自立というものを確立して行くのが逆行期間のテーマでもある。
そこに完璧さを求めず矛盾があってもいい。
ズレがあったとしてもただの違いであって、
その違いを知れる機会だったということ。

順行に戻る時、太陽は冥王星とコンジャンクションののち、水瓶座に入ったところ。
トリプルコンジャンクションの新月…このあたりの動きも大いに気になる。
金星も、オポジションだった土星に追いつこうとしている。
そうそう、どうりで火星が進んでいないと思ったら、この後10月から逆行するのだ。
それはまた別の読みで…
アスペクトの多いチャートだなぁ。
何気に気になるのは、太陽-木星-冥王星のクインタイルのYOD。
土星と水星のバイクイントとのつながりも気になるな。
表向きはやっぱり天王星と太陽とチャートルーラーの水星が重要なキーになるんだろうけど、
かえってマイナーアスペクトしか持たない木星が目立って見える。
木星はDSCのルーラー、この辺りに天体はない。

木星のサビアンは
牡羊座9°「水晶を凝視する人」
あるいは
牡羊座8°「東向きになびくリボンのついた大きな帽子」

実体をもたない像のようなものや風向きを感じて、物事の潮流を読むイメージ。
目に見えること頭で考えることに、ポジティブなイメージを抱けなかったり実感が伴わないこの頃。
こんな気持ちのままじゃいけないんじゃないか?
どうしたら解消するのか?
誰かに相談したってだめなんだろう、
自分で何だかわからなければ。

太陽と天王星が地球を挟んでオポジションになるのは11/9。
この時もアセンダントは双子座。
チャートルーラーの水星は、太陽とコンジャンクション。地球から見たら太陽の向こう側。
太陽のメッセンジャーな水星が向こう側にあることで、天王星の意図がダイレクトに地球に届いてきそうな配置という印象。

そして、天王星とコンジャンクションの満月の直後。
逆行開始時の月は獅子座にサインを変えた直後、逆行終了は新月の直後だし、何やら月というものと連動していそうな今年の天王星の動き。
感情?身体?無意識??
プライベートやパーソナルなものとして後回しにされてきたそれらが、変革のカギになっている。
それをわかろうとしながらも、激しく抵抗している自分もいるから、こんな引き裂かれそうな気持ちになっているんだろうか。

木星はここで魚座の30°まで戻っているけれど、ヘリオセントリックで見たら牡羊座の8°で、逆行開始時のジオセントリックの度数と同じという不思議!

目に見えることや現実に現れているネガティブな感情ではなく、自分の中に芽生えつつある明るい希望のほうに意識を向けていたい。

それでも目の前の日々を生きていくためには、月のリズムを読み続けていくことが必要なんだな。
今はまだまだ自分の中で矛盾してたり分離してたりネガティブになることが多いけど、それだけではないということを、さまざまな天体の動きを見ながら、人との考え方の違いを実感しながら、学んでいる最中なんだ。

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で少しずつ見えてきたことをシェアしています。 ホロスコープを読み解き、誰もが心の中に持っている”太陽”を照らし出すお手伝いもしています。 太陽のように自分らしく輝いて人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ »~太陽のアトリエ、という名前にはそんな想いが込められています。

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