3/25 山羊座の下弦の月

ある日の午後。スズメが一斉に飛んできて、部屋の外の木に止まった。なんとなく春だなぁーという感じがしつつも、冬の引きこもりから抜け出すのも名残惜しいようで、デトックスするように気分の浮き沈みが激しかったり、春分前の満月あたりまでなかなかハードな時間を過ごしていました。
乙女座満月は、牡羊座に太陽が移る前の陰極まる時だったのでしょう。
春分を過ぎてだんだんと、心も身体も春モードに変わってきているかなぁ。
「外側に揺さぶられない」とか「自分軸」が大事って言われるけれど、天体や自然のリズムというのは意識しておいたほうがいいよなぁと思う。
だって、そうじゃなきゃずっと引きこもったままだったり、反対に常に動いていて止まれないようだったり、その振れ幅に揺さぶられっぱなしになってしまったりするから。

牡羊座の季節は前に進むとき。
今ちょっとだけ不安で立ち止まってしまいたくなるのは、目標がなかったり進む方向が曖昧だったりするから…
それをちょっと整理して、牡羊座新月には進む方向に正直になれたらいい。確認するための山羊座の下弦の月です。
たとえばちょっと前の私みたいに狭い世界で「私なんて」って自己卑下してみたり、広い世界を夢見ながら「なんで私ばっかり」なーんて思っていたとしたら、もっと他者を信頼して力を借りる必要があるのかもしれません。

山羊座は現実的で社会的なサインである一方で、理不尽なこともブラックなことも非現実的で非社会的な物事も飲み込んで取り込んでしまうようなところがある。
けどそれも含めて今の私を形作っているのだとしたら、そんな自分も受け入れて認めてみるのもいいのではないか。
違和感は自分に気づくための手がかり。否定せずただ受け止める。その自分を認めることは、もっと成長するための足がかりと考えてもいい。
そこに固執しすぎず、ただ、気づくだけ。

とんでもなく大きな世界の中にいる小さな自分に気づいて愕然とすることもあるかもしれない。
その自分に気づいて守ってあげられるのもまた私しかいない。

何にもないということは
なんでもあるということ

今読んでいる小説に出てきた言葉です。
この謎に気づくことが、
この山羊座下弦の月のテーマかもしれません。
山羊座って「魔王」っぽいし…
世界はそんな謎に満ちている。

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

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