10/6 天秤座新月
新月は5ハウス、アセンダントは5°で、ICは5番目のサイン獅子座のピーク度数15°…なんだか派手さを感じます。
ところが太陽と火星は調和を重んじる天秤座で力を抑えられています。
新月のサビアンシンボル
天秤座14°「正午の昼寝」
火の天体らしくガシガシ行くより、自分の内側に熱いものを秘めながらも、熱くなりすぎないようにクールダウンしてみたらいいのかもしれません。
到達点であるMCは太陽本来の座、獅子座の対極です。
自己の意志だけでなく、まず全体を俯瞰してから自分の居場所や向かう方向を定め直す。
そんな新月の時間です。
「自分が大事」とは言え、その自分の本質が理解できないままでは何をどう大事にしていいかわからない。
太陽と火星という自己の意志を示す天体の力が弱く試される天秤座という場所では、闇雲に自我を通そうとすると手痛いしっぺ返しを喰らう(経験談)。
星を読むなら俯瞰した目線で。
アングルを読み解いて行けば、向かう方向性が明らかになってくるんじゃなかろうか。
【天秤座新月】アングルのサビアンシンボル
Asc 双子座5°「過激な雑誌」
IC 獅子座15°「山車」
Dsc 射手座5°「高い木にとまる老いたフクロウ」
MC 水瓶座15°「フェンスの上のつがいの鳥」
天秤座新月の目指すところである「調和的な自己表現」に向けて、まずは自分というものを表現する明確な言葉を発することから始めてみよう。
誰よりもまず自分自身に向けて自分を表現する。
しっくりくる言葉が見つかるまで何度も何度も。
ワクワクするその言葉が見つかったなら、それは自信という揺るがない基盤になる。
その基盤はしっかりとしたものだけれど、下にも上にも変化し成長して行くもの。
大きく育った基盤の上に立って世界を眺める視野を身につけていこう。
そうしてその同じ視点から世界を眺める仲間を見つけよう。
そのための自己表現の方法を模索して行く決心をする新月。
天秤座のルーラーは金星。
これまたデトリメント(障害)と呼ばれる蠍座に位置していますが、もう29度、次の射手座に向かうべき時です。
さらに「涙の度数」とも呼ばれる葛藤の度数ですが、過去や思い込みを振り切って新しい世界へと踏み出すタイミングも、気負いすぎずに過ごせたらいいんじゃないかなぁと思います。
お昼寝していたら新しい世界に変わってるような、
軽〜いイメージでいいんじゃないか。
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