6/10双子座新月〜乙女座上弦の月

ものごとをはじめるタイミングの新月。
ホロスコープではじまりを示すアセンダントは
射手座の終わりの度数の30°にあり、
反対側の双子座30°がディセンダント。
内面から外側へ、自分から他者へ、
向き合う対象が切り替わるタイミングかもしれません。
新月は双子座支配星の水星(逆行中)と共に、ダブルサインの6ハウスにあります。
6ハウスも乙女座的な水星の管轄。
もう一つの水星管轄、3ハウスには魚座の海王星があり、新月・水星とスクエアを形成しています。

はじまりのタイミングだけど、常に調整しながら進むような、自分との対話も欠かせません。

新月のサビアンは

双子座20°「カフェテリア」


さまざまな人でにぎわう場所ですが、
本来のにぎわいや安心感が懐かしいような、
今はどこかピリピリしていたり閑散としていたり、
そんな雰囲気になってしまっているのでしょうか。

あるいはこの頃にはワ⚪︎◯◎も広まって、
集まることも問題ないと言われ出すのでしょうか。

20°はサインのポリシーを確立する度数です。
私はこう行動する、という意図を明確にする時かも。
カルミネートの火星はまだ7ハウス、
1ハウスの冥王星とオポジション。
そして火星も30°でアセンダントとはインコンジャンクト。
行動する準備はできているか?
飛び出すことも必要だけれど、今までと同じつもりではいけない。
その先は冥王星領域である8ハウス、
何か違うと感じることがあれば変えていく必要がある。

MCは天秤座。双子座と水瓶座も意識しつつ、
風のエレメントのバランスを取ることが目標です。


そうして一歩踏み出した頃、乙女座上弦の月も見ていきましょう。
上弦の月は太陽と月のバランスが取れる時間です。
アセンダントは新月の時にMCだった天秤座です。
新月の時に1ハウス=自分自身を表していた山羊座冥王星は4ハウスへ、新月に決意した自分が基盤になっているかどうか、チェックするタイミングなのでしょう。

太陽は9ハウス、月が12ハウスに位置し、海王星とTスクエア。
実際に現れてくる変化変容は見えづらいのかもしれないけれど、理想は高く前向きな意図を持ち続けること。
ただし調整が必要なことはより全体にとって良いほうに変えていく。

上弦の月のサビアンは

太陽:双子座28°「破産宣告された男」
月:乙女座28°「禿頭の男」


28度は方向転換する度数。
諦めるのでなく見方ややり方を変えてチャレンジし続けること。

YouTubeを聴きながらこれを書いているのですが、
たまたま流れたLPというミュージシャンに釘づけ。
胸元に大きな帆船のタトゥーがあったり、
往年のミュージシャンを彷彿させるような出立ちに
中性的な雰囲気...
見た目が個性的なだけでなく類稀な才能ももちろん、惹きつけられる理由です。
だけど彼女の音楽人生はずっと順風満帆だったわけでなく、メジャーデビュー後に作曲家に転身し、ふたたび自身で表現しはじめた経緯があったよう。

突き抜けた人ならその浮き沈みも激しいのだろうけど、
人間なら誰だって大なり小なり方向転換するときはあっていい。


固定宮の太陽を持っていると、方向転換したり変化することを悪と感じてしまうところもあって、
でもそれは自分の行動や気持ちを制限してしまうことになる。
柔軟宮の月と上手くバランスを取りながら、
太陽の意図を保ちつつもしなやかに進んでいきたい。

Atelier Soleil

「私らしさってなんだろう?」 
2020年に星読みと出会い、その問いに答えを見出すべく日々星と向き合う中で、 少しずつ見えてきたことをシェアしています。 自分らしい輝きで人生をクリエイトしていこう。 « アトリエ・ソレイユ ~太陽のアトリエ ≫ という名前には そんな想いを込めています。

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