冬至図から読む、内に育むテーマ
12/22グレートコンジャンクション直前に冬至を迎えます。
グレコンが長い風の時代の幕開けを感じさせるとしたら、
冬至図はより具体的で主体的に動いていく方向性を示しているのではないでしょうか。
風の時代に適応した私で春分に芽を出すため、地中でじっくり育むテーマ。
そんなイメージで読んでみます。
天体のサインなどはグレコンとほぼ変わらないのですが、違ってくるのがハウス。
そしていくつかの感受点を追加して見てみます。
チャートルーラーは太陽。まさに、山羊座にサインを変える瞬間のルーラーが太陽って!
外側よりも、いかに自分の意志が大切か。これは2020年を通してのテーマであり、風の時代ますます重要になってくることです。
外側に変化の風が吹き荒れても意志の炎を絶やさずにいられるか?
獅子座的な5ハウスは本来居心地良いはずですが、
同じ「火」のエレメントだった射手座から、「地」の山羊座に入り、6ハウスに近いところに位置します。自分らしくいることからもう一歩進んで、その自分で社会に打ち出していく準備を整えていきます。
5ハウスは射手座インターセプト。天王星の示す自己価値の変革と金星本来の自己受容的な価値観とが調和しないと、バーテックスが示す他者から求められるものとも矛盾して、理想的な自己表現はし難いと感じてしまいます。
ただしひとまずのゴールであり新たな自分の本当のスタートは春分。目標とする自分までは一歩ずつしか進めないので、焦らないこと。そして理想の世界よりももっと身近なところで自分自身の能力を自由に発揮する方法や、小さく実現する方法を見出していくこと。
魚座の月は描く理想の姿を表していますが、冥王星が破壊と再生を促します。過去の形骸化した理想像ではなく、今の時代や自分の目線から、常にアップデートしていくことが求められます。心と体そして魂の三位一体で、健全な理想像を育んでいきます。
そうして冬の内に育み蓄えた生命力と直感力で、
春になったら自分自身を自由な風に乗せていくことができるのでしょう。
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